岡山銭(おかやません)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.岡山銭の古銭を査定・買取希望のお客様へ

岡山銭は、鋳造数がもともと少ないうえに微妙な違いで種類分けされ、文献によっては分け方が異なるなど、非常に難解な貨幣です。市場価格は500円くらいになっていますが、現存数が極めて少ないため市場に出回ることがほとんどありません。ネットオークションなどで出品されることがあれば、この限りではないでしょう。

2.岡山銭の発行された時代や見た目の特徴

寛永通宝は大きく分けると、古寛永(1636年から1659年まで鋳造されたもの)と新寛永に分けられますが、古寛永の方が数も少なく、その中でも岡山銭はさらに少ないとされます。岡山銭は備前岡山で鋳造されたので、岡山銭といいますが、現存する数の少なさに対して種類の多さが特徴のひとつです。もとは、木下長嘯子勝俊の書として伝えられた長嘯子(ちょうしょうし)と名付けられた書体を岡山長嘯子銭とした他、岡山良恕銭、岡山婉文銭などがあり、そこから細分化されていきます。

3.岡山銭の発行枚数や希少価値

古寛永の中でも岡山銭は、分類が細かく、習熟したコレクターでも判断が難しいような微差による分類が多いことや、種類の多さに対し在数が圧倒的に少ないことなどが、希少性も高く人気の一因といえます。ひとくちに岡山銭といっても、岡山長嘯子銭、岡山良恕銭、岡山長尾永銭、岡山俯永銭、岡山婉文銭、岡山進永銭などがあります。

4.岡山銭の古銭査定ポイントはこちら

保存状態によっても査定価格は大きく変動します。また、鋳造の過程で偶然できた刻印のズレなど珍しいものは、更に高額での取引の可能性があります。

対象古銭の査定ポイント
  • 鑑定書はあるか
  • 密閉されたケースなどに保存されているか
  • サイズ違いや刻印のズレなどのエラーかどうか
  • キズなどの少ない美品か
  • 希少性の高い刻印か

5.岡山銭の取引相場価格や高額査定について

岡山銭は現存数が少ないため、ほとんど市場に出回っていないようです。インターネットのオークションサイトでも見つけられませんが、ネット販売のサイトでは、岡山銭小字短尾永の母銭が19,000円で出ています。また、岡山銭進永短尾永が16,000円で出ています。

6.岡山銭の査定・買取希望についてのまとめ

岡山銭は、めったに市場に出てこないので、希少価値が高いといえます。また、保存状態によって買取価格が異なりますので、保存には気を配ることをおすすめします。もし、岡山銭かも知れないと思う寛永通宝をお持ちで、査定を考えているなら、是非ご連絡ください。

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