テトラドラクマ貨（てとらどらくまか）を高価買取！古銭の査定ポイントを徹底解説！

1.テトラドラクマ貨を売りたいお客様へ

古代ギリシャ世界で広く使用されていたテトラドラクマ貨は、アテナのフクロウなどを筆頭にコレクターに人気の高い種類もあります。保存状態や発行年にもよりますが、数万円～数十万円で取引されることもある古代コインです。本記事では、テトラドラクマ貨の取引相場や査定ポイントなどについて解説しています。

2.テトラドラクマ貨についての解説

テトラドラクマ貨は古代ギリシア世界において広く使用されていた銀貨です。有名なものでは古代アテネで作られたアテナとフクロウで、紀元前約380～紀元前250年に製造、使用されていました。重量は約16.91g 、直径は約21.00mm程度です。表面には女神アテナが、裏面にはアテナの霊鳥フクロウが描かれています。また、史上初の世界通貨とされたのは紀元前336～紀元前323にアレクサンドロス大王が作ったのがテトラドラクマ貨と言われております。

3.テトラドラクマ貨の種類

テトラドラクマ貨（アッティカアテネ）

古代世界で強大な都市国家であったアテナが作ったテトラドラクマ貨は、紀元前約380～紀元前250年に作成され、重量は約16.91g 、直径は約21.00mmでした。絵柄は女神アテナとフクロウが描かれています。

テトラドラクマ貨（マケドニア王国アレクサンドロス3世）

史上初の法廷貨幣と認められた世界通貨とされています。紀元前336～紀元前323年に発行、使用され重量は約17.80g 、直径は約26.00mmになります。アレクサンドロス大王や鳥の絵柄などが描かれています。

古銭名　テトラドラクマ貨（レオンティノイ）

アポロ神とライオンの頭部が描かれたテトラドラクマ貨です。古代ギリシアのシチリア島で紀元前430年～紀元前422年に製造、使用されていました。重量は17.15g程度の銀貨です。

4.テトラドラクマ貨の買取査定ポイント

テトラドラクマ貨は、紀元前に使用されていた銀貨が発掘されたものであるため、キズなどがあまりなく、絵柄がはっきりしているものが重要な査定ポイントになります。また、種類によっても査定価格が大きく変わります。本物と証明できる鑑定書がついていればさらに高額の査定が期待できるでしょう。

• 保存状態は良好か
• 鑑定書の有無
• 品位の銀の割合はどれくらいか
• 保管用のケースに保存されているか
• 人気のある種類かどうか

5.テトラドラクマ貨の取引相場価格

テトラドラクマ貨の取引相場価格は数万円～数十万円になります。ネットオークションなどでは人気のあるアッティカアテネのテトラドラクマ貨が出品され、18万円で落札されました。キズや摩耗が少なく絵柄がはっきりしていて、直径は25.56mm、重量は16.75gです。また、シチリアでシラクサのテトラドラクマ貨はヘラクレスと馬が描かれ、直径は64.36mm、重量は16.84gで12万5千円で落札されています。

6.テトラドラクマ貨の買取についてのまとめ

テトラドラクマ貨は、数多くの種類があり発行年や発行された国によって価格に大きく違いがあります。人気のある種類は10万円以上の取引価格になることもあります。クリーニングなどをすると価格が下がってしまうこともあるため査定をご希望であればクリーニングなどはやめておくことをおすすめします。また、鑑定書などがあると、より高額の取引が見込めるでしょう。

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