安政一分銀(あんせいいちぶぎん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!
1.安政一分銀を売りたいお客様へ
安政一分銀は、江戸後期の安政時代に鋳造されて流通していた短冊形の銀貨であり、通常であれば1枚あたり数千円程度の価格で取引されるのが一般的です。このページでは、安政一分銀の買取査定におけるポイントや取引相場、希少価値などについてご紹介いたします。
2.安政一分銀についての解説
安政一分銀は、江戸時代末期の1859年~1868年(安政6年~明治元年)に鋳造されていた約8.63gの銀貨であり、一分銀としては最もポピュラーな品物です。他の一分銀と同様に表面には額面表記が、裏面には「定銀座常是」の文字がそれぞれ刻まれているのですが、安政一分銀は「是」の字や「定」のカウンターマークの大きさが異なるのが特徴です。また、品位は銀873/その他127となっています。
3.安政一分銀の希少価値
安政一分銀は発行枚数が約1.100万枚と言われており、現存数は比較的多い古銭と言えます。美品で3千円程度、極美品で5千円程度が相場ですが、準未使用~未使用の品であれば数万円程度の価格も期待できるでしょう。
4.安政一分銀の買取査定ポイント
安政一分銀の買取査定ポイントは、保存状態の良し悪しや刻印の書体の違いなどです。跳分(「分」字の第一角が跳ねている)などの手変わりと呼ばれる希少性の高い書体が刻まれている品が存在し、数万円~時には数十万円もの高額で取引されています。
代表的な査定ポイント- 希少性の高い書体の刻印かどうか
- 逆打や定落などのエラー硬貨かどうか
- 鑑定書の有無
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 擦れやキズの少ない美品かどうか
5.安政一分銀の取引相場価格
安政一分銀は細かな刻印の違いやエラーなど様々な特徴の違いがあり、価格にも大きく差が出ることがあります。インターネットオークションでは、相場よりも非常に高額な54万円で落札された実績がありました。こちらは日本貨幣商協同組合鑑定書付の極美品であり、定落(定の字が無いエラー硬貨)かつ額縁(玉が全て削れていない状態)というとても希少性が高い安政一分銀であったと言えます。
6.安政一分銀の買取についてのまとめ
安政一分銀は、江戸時代末期に流通していた一分銀の一種であり、エラーや希少性の高い書体などいくつかの特徴が重なった品ならば数十万円以上で取引されることもある古銭です。実際の評価額の判断には専門家にお見せいただくのが最良ですので、買取査定をご希望されるのであれば、ぜひとも一度ご連絡をお待ちしております。
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