高額査定のテクニック

高額査定となるためには、買取業者がどの部分を査定時に見るのかと、それに合わせて査定時にみる必要がる部分の写真を撮影する事が重要となってきます。品物のお写真を撮影する際に参考にして頂けますと幸いです。

買取業者が査定時に見る部分

買取業者が着目するポイントを把握しておくと、業者との交渉がスムーズになったり、買取価格の目安が立てやすくなります。

1つ目の見る部分:品名(お金の名前)や希少性

品名(お金の名前)や希少性

買取価格は品名(名前)や額面、発行年などの希少性で決まります。市場のニーズとの関係しており、世の中にあまり出回っていない希少性の高い古銭や、欲しい人が多い古銭は買取価格が高くなります。高く買取に出すには、自分が持っている古銭の市場価値を知っておくことが大事です。

2つ目の見る部分:保存状態やサイズや重さ

保存状態やサイズや重さ

変色や錆びた硬貨など保存状態が悪い古銭も買取可能ですが、査定額は下がってしまいます。できる限りケースなどに収納して保管されることをおすすめします。また、記念硬貨の一部、エラー銭は流通している枚数が極端に少ないため美品でなくても高値が付きやすいです。

3つ目の見る部分:鑑定書や付属品

鑑定書や付属品

鑑定書や付属品の有無によって同名の古銭でも買取相場が変動します。専用ケースや鑑定書などがある金貨や銀貨、プルーフ貨幣は査定時にすべて提出していただくことで買取価格のアップが期待できます。

高額査定となる為の写真撮影方法

高額査定のためには買取業者が査定をしやすいように写真の撮影を工夫する必要があります。撮り方1つで古銭の印象や情報量が変わります。写真だけで可能な限り正確な査定を行うためには、以下のポイントを確認しておきましょう。

1枚目の写真:表面を個別に撮影

表面を個別に撮影

まずは、表面を撮影します。その際、古銭の種類や額面を読み取ることができるようピントを合わせて撮影してください。硬貨の表面、もしくは裏面に汚れがある場合、撮影前に乾いた柔らかい布で拭き取っておくと良いでしょう。

2枚目の写真:裏面を個別に撮影

裏面を個別に撮影

次に、裏面を撮影します。表面全体が映るように焦点を合わせましょう。ピントがボケているものや暗い写真、明るすぎる写真は正しく評価ができないので注意が必要です。シミやカケなど気になる箇所がありましたら、その部分の写真を追加で撮影することでより正確な査定が可能になります。

3枚目の写真:大きさや重さを計測し撮影

大きさや重さを計測し撮影

大きさや重さを計測し撮影します。硬貨には純金が使用されているものも多く、市場価値はその時の需要の高低にもよりますが、金は重いほど価値が上がります。そのため同じ額面でも大きくて重たい古銭ほど高額になる傾向にあります。

4枚目の写真:鑑定書や付属品を撮影

鑑定書や付属品を撮影

鑑定書や専用ケースなど付属品がある場合は、こちらも同様に撮影します。その際、記されている内容を読み取ることができるよう、ピントを合わせて明るい場所で撮影してください。