安政二朱銀(あんせいにしゅぎん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.安政二朱銀を売りたいお客様へ
1859年(安政6年)に発行され、わずか22日で通用停止となった希少性の高い銀貨です。現存数が少なく状態の良いものも多くないため、古銭市やオークションでは高値で取引されています。贋作も横行しているため、本物と保証された品物には10万円以上の値が付くケースもあります。
2.安政二朱銀についての解説
1859年(安政6年)に発行された長方形の銀貨です。品位は銀84.76%、重さ13.5g前後で、貿易取引におけるドル通貨との引き換えを狙って発行された貿易二朱(ぼうえきにしゅ)です。当時アメリカに受け入れらなかったため、実際に通用していたのはわずか22日間だけとなりました。国内では、役に立たない二朱銀として「バカ二朱(ばかにしゅ)」と呼ばれることもありましたが、今となっては現存数の少ない希少な銀貨の一つとして高額取引されている貨幣の一つです。
3.安政二朱銀の希少価値
発行枚数はおおよそ70万枚と鋳造期間が短い割には多く発行されていますが、現存しているもので状態の良い品物は少なく、並程度のものでも10万円前後の高い値が付けられる傾向にあります。オークションでは、偽物やレプリカとして出品されているものでも2千円前後で落札されており、コレクターの注目度の高さをうかがい知れます。
4.安政二朱銀の買取査定ポイント
高値で取引される注目度の高い貨幣であるため、偽物やレプリカが本物として紛れ込むケースも少なくありません。希少性も高いため、本物かどうかの査定が最初のポイントとなり、鑑定書の有無は重要な確認事項と言えます。また、状態の良いものが少ないため、品物の状態も査定額に大きく影響します。傷や摩耗がどの程度見られるかなど、クオリティを分析するための細かい確認も必要です。
代表的な査定ポイント- 鑑定書の有無
- 傷や摩耗がどの程度あるか
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- サイズや刻印などに特殊なエラーがあるかどうか
- 規定の品位(金、銀、雑などの割合、重さ)が保たれているか
5.安政二朱銀の取引相場価格
品物の状態や鑑定済みかどうかによって取引相場の価格は大きく変動します。ネットオークションでは、ある程度状態の良いもので1万円前後~10万円前後の相場で取引されています。高値で落札されているのはやはり鑑定済の品物で、その下に品位分析済の品物、さらにその下が未鑑定品や詳細不明の品物と続きます。最も高値で落札されていたのは、縁取りの丸星がきれいに収まり、傷や変色の少ない鑑定書付きの美品で、12万3千円の高値で落札されています。
6.安政二朱銀の買取についてのまとめ
通用期間がわずか22日の希少な二朱銀(銀貨)で、コレクターにも人気があります。本物と保証されている状態の良い品物なら、10万円以上の査定も期待できる貨幣です。贋作も多く出回っているため、真贋を見極められる専門家の査定が必要となるでしょう。お持ちの方は、是非一度査定を進めてみてはいかがでしょうか。
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