ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨(ヴぃっとりおえまぬえれさんせい ごりれぎんか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨を売りたいお客様へ

イタリア王国第3代国王で、コインの収集、研究家でもあったヴィットリオエマヌエレ3世が20世紀初頭に発行したのがヴィットリオエマヌエレ3世5リレ銀貨です。市場に出れば、状態によっては数百万円と高額で取引されている銀貨となっております。本記事では、ヴィットリオエマヌエレ3世5リレ銀貨の査定ポイントや取引価格などを詳しく説明していきます。

2.ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨についての解説

直径およそ37mm、重さは25gほどの大型銀貨で、品位は9.00です。ヴィットリオエマヌエレ3世は67種類ものコインを発行していますが、5リレ銀貨はすべてサイズが統一されており、1901年製はわずか114枚のみの発行でした。表面にはヴィットリオ・エマヌエレ3世の右向きの横顔が、裏面には鷲の紋章がデザインされています。1914年製は裏面が古代ローマで用いられていた戦車、クアドリガを操る女性像が克明に描かれています。

3.ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨の希少価値

1901年製、1914年製ともに、デザイン性の高さと現存数の少なさから大変希少です。特に、1914年にはコレクター向けに試作貨が販売されたため、高額が期待できます。通常貨として本格的に流通する前に、第1次世界大戦に突入、多くのコインが回収、溶解されたために現存数は僅少です。

4.ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨の買取査定ポイント

政府による強制回収を免れた銀貨はほとんど流通しなかったために傷みが少なく、状態はよい傾向にあります。特に、未使用品に関しては、高額で取引されるので、査定するまではきちんと保管することが大切です。また、鑑定書などがついておりますとさらなる高額査定にも期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 摩耗が進んでいないかどうか
  • くすみがないかどうか
  • 鑑定書の有無
  • キズや汚れの少ない美品かどうか

5.ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨の取引相場価格

1901年製、1914年製とも、市場における取引価格は100万円を大きく超えています。ネットオークションに1914年製のヴィットリオエマヌエレ3世5リレ銀貨が出品され、200万円で落札されました。こちらマットプルーフという記念品として鋳造された品物であり高値で取引されました。通常品ですと数万円から取引されてるため、プルーフや発行年によって取引相場は、変動致します。

6.ヴィットリオエマヌエレ3世 5リレ銀貨の買取についてのまとめ

20世紀初頭に鋳造され、現存する品物が少ないヴィットリオエマヌエレ3世5リレ銀貨は高額での取引が期待できる銀貨となっております。デザイン性が高く、現存数が僅少なため100万円を大きく超える値が付きます。ぜひ一度、査定に出してみてはいかがでしょうか。