朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円(ちょうせんぎんこうけん みはっこうにほんやまとたけるせんえん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円の古銭を査定・買取希望のお客様へ

朝鮮銀行券の1.000円券には、1.000円券と甲1.000円券と二種類あります。二種類とも、非常に高額で取引される価値のある古紙幣で1941年に日米が開戦しました。朝鮮銀行に朝鮮国内の金融権限が集中する中で、急激なインフレーションが起こり、朝鮮銀行券は増発に増発を重ねます。1945年には第日本帝国の全面降伏と同時に全ての金融機関で取付騒ぎが起き、同年の8月25日に朝鮮銀行も高額1.000円札の印刷を始めました。しかしながら、終戦に間に合わず流通しませんでした。朝鮮銀行券1.000円札は、全て未発行という特別な銀行券となっております。

2.朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円の発行された時代や見た目の特徴

日銀券と兌換ができる旨の記載があります。朝鮮銀行券1.000円券は、当時使用されていた日本の兌換券甲号1.000円と同じ意匠です。日本の武尊であるヤマトタケルと、ヤマトタケルを祀る建部神社が描かれ、中央に菊の紋が入り、朝鮮銀行券と赤字で印刷されており、寸法は100mm×172mmです。朝鮮銀行券甲1.000円券は、先に発行された丁100円券と同じ意匠で、寸法は92mm×179mmです。

3.朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円の発行枚数や希少価値

当時、軍票含む様々な紙幣が大幅に増発しており、朝鮮銀行券印刷の印刷順番が回ってこないという特殊な状態に陥りました。そもそも印刷数が少なく希少性のある古紙幣です。特に、GHQの朝鮮銀行券流通禁止・無効化政策により、印刷した朝鮮銀行券1.000円券と甲1.000円券は、市場に一度も出ることなく使用不可能になったため、希少価値が高いと考えられています。

4.朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円の古銭査定ポイントはこちら

朝鮮銀行券1.000円券か、甲1.000円券かによって査定価格が違います。ヤマトタケルの意匠が施された1.000円券の方が高額で取引されます。また、紙幣の保存状態の良し悪しが査定価格に大きく影響を及ぼします。さらに、鑑定書がついていると真品であると判別しやすく価値が高まります。また見本札やエラー札など希少性が高まると、さらに価格が高額になる可能性があります。

対象古銭の査定ポイント
  • 破れや折り目の少ない美品かどうか
  • 希少性の高い通し番号かどうか
  • サイズ違いや印刷がずれているなどのエラー紙幣かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円の取引相場価格や高額査定について

朝鮮銀行券1000円券は並品でもカタログ価格が30万円です。甲1000円券も並品であっても、約15万円という評価額です。未使用品であれば、並品の4倍以上の値段が付き、1000円券なら評価額約100万円、甲1000円券なら評価額約60万円です。エラー紙幣や見本札もコレクターに人気で、さらに値段が高まることがあります。1000円券の見本札は、折り目やシミやスレのほぼない美品で約80万円の値段がついています。

6.朝鮮銀行券 未発行日本武尊1000円の査定・買取希望についてのまとめ

未使用品の朝鮮銀行券1000円券および甲1000円券は、とても価値のある古紙幣です。特に、終戦前後のごく短期間内で印刷され、発行していないため、高値が期待できますので、この機会に一度査定してみてはいかがでしょうか。