庄内一分銀（しょうないいちぶぎん）を高価買取！古銭の査定ポイントを徹底解説！

1.庄内一分銀を売りたいお客様へ

庄内一分銀は、江戸時代末期に良質銀を使って鋳造されていた長方形の銀貨であり、1枚あたり数万円程度と比較的高価格で取引されるのが一般的です。この記事では、庄内一分銀の取引相場価格や希少価値、買取査定におけるポイントなどについてご紹介いたします。

2.庄内一分銀についての解説

庄内一分銀は1837年～1854年（天保8年～安政元年）にかけて庄内藩（現在は山形県）の酒田で発行された天保一分銀の一種です。天保一分銀のデザインと基本的には同じであり、表面には額面表記、裏面には上部に「定」、下部「常是銀座」が刻まれていますが、庄内一分銀は表面に「庄」の字がさらに打刻されています。重さは8.66gで、品位は金0.21％で銀98.66％、その他0.93％です。

3.庄内一分銀の希少価値

庄内一分銀は天保一分銀の一種ではあるものの比較的高価格で取引されています。並品で1万円～2万円程度、美品で2万円～3万円程度、極美品であれば3万円程度の価格での取引が期待できるでしょう。状態が良ければ良いほど希少価値は高いと考えられます。

4.庄内一分銀の買取査定ポイント

庄内一分銀を買取査定するうえでのポイントは、刻印の違いや保存状態の良し悪しなどであると言えます。跳分（「分」時の上部が跳ねている）や長柱座（「座」字の「土」部分の縦線が上方に長く伸びている）などの特徴がある品は、場合によっては10万円～30万円で取引されるでしょう。

代表的な査定ポイント
    #REF!
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • 希少性の高い書体の刻印かどうか

5.庄内一分銀の取引相場価格

庄内一分銀は一分銀の中でも比較的高額の付きやすい硬貨であり、刻印の違いによって値段の幅は比較的大きくあります。実際のインターネットオークションでは、72万円という非常に高い落札額が付いた実績がありました。こちらは美品評価を受けている庄内一分銀であり、跳分や長柱座などではない普通品ではあるものの目立ったキズや欠けも少ない品物です。

6.庄内一分銀の買取についてのまとめ

庄内一分銀は江戸時代の山形県で発行されていた、刻印の種類によっては30万円以上の価格でやりとりされている古銭です。実際の評価額を判断するには専門的な知識が必要となるため、もし買取査定をご希望されるのであればぜひとも、ご連絡をお待ちしております。