旧韓国銀貨 5両銀貨 1両銀貨(きゅうかんこくぎんか ごりょうぎんか いちりょうぎんか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.旧韓国銀貨 5両銀貨 1両銀貨を売りたいお客様へ

旧韓国銀貨5両銀貨は、高額の取引がなされている古銭です。朝鮮王朝の通貨発行拠点である典圜局が、京城から、運搬や交通面から便利な仁川に移動します。この仁川典圜局で、1892年に5両銀貨が、1892年と1898年に1両銀貨が発行されます。しかし、日清戦争直前まで流通が留められていたことで希少性が高まりました。

2.旧韓国銀貨 5両銀貨 1両銀貨についての解説

仁川典圜局で発行された5両銀貨と1両銀貨は、それまでの朝鮮通貨の刻印とは違い、太極(巴)紋ではなく李花(スモモの花)の紋が入ります。右側の枝が梨から木槿(むくげ)に変更されます。裏面は大朝鮮の文字と、双龍です。また、5両銀貨は、銀900に対し銅100でできており、重さは26.96gです。他にも1両銀貨は、銀800に対し銅200でできており、重さは5.20gです。

3.旧韓国銀貨 5両銀貨 1両銀貨の希少価値

朝鮮王朝発行の通貨として流通していた補助貨幣は、殆どが、鋳造発行利益が得られる銅貨であり、5両銀貨と1両銀貨を合わせても1%程度で、銀貨自体あまり発行されませんでした。5両銀貨の約2万枚と、特に発行枚数が少なく、流通も限られており希少性があり、高額での買取の可能性が高まります。

4.旧韓国銀貨 5両銀貨・1両銀貨の買取査定ポイント

旧韓国銀貨5両銀貨は、その希少性から1両銀貨よりも高額で取引されています。5両銀貨 1両銀貨ともに、古銭の保存状態が価格を大きく左右します。未使用品に近ければ近いほど高い価格で査定されます。鑑定書がついていると、真品と判断できますので、さらに価値が高まります。エラー貨幣や見本貨幣など希少性が高まるものはさらに価値が高まります。

代表的な査定ポイント
  • サイズ違いや刻印ががずれているなどのエラー硬貨かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • 希少性の高い刻印かどうか

5.旧韓国銀貨 5両銀貨 1両銀貨の取引相場価格

旧韓国銀貨5両銀貨の評価額は、未使用品で45万円、美品で25万円、並品でも10万円と高額です。オークションでは、表面中央に傷がいくつかあるものの、刻印の磨耗が少なく、鑑定書が付属していたため、15万5千円で取引されました。旧韓国銀貨1両銀貨の評価額は未使用品で5万円、美品であれば1万5千円、並品ならば1万円程度です。1両銀貨の美品・並品の中では、1898年発行分が少し高めの価格で取引されます。

6.旧韓国銀貨 5両銀貨・1両銀貨の買取についてのまとめ

旧韓国銀貨5両銀貨・1両銀貨ともにコレクターに人気のある古銭です。特に未使用品と認められた5両銀貨は高額取引が見込まれます。ご自宅にお持ちの際は、一度査定してみることをおすすめします。