兌換券 タテ書き20円(だかんけん たてがきにじゅうえん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.兌換券 タテ書き20円を売りたいお客様へ
「兌換券 タテ書き20円」は昭和時代の初期に発行されていた古紙幣です。正式名称は「兌換券20円」ですが、額面を示す「弐拾圓」が縦に書かれていることから、タテ書き20円とも呼ばれるようになりました。希少価値の高い20円札の中では比較的多く刷られたためか、市場でも稀に取引される紙幣です。状態が良いものならば数万円の査定もねらえるでしょう。
2.兌換券 タテ書き20円についての解説
現在では過去の遺物ともいわれる兌換紙幣として、1931年より発行されました。表面には大化の改新で有名な藤原鎌足と、氏を祭神と祀りあげる奈良県の談山神社、その名跡である十三重塔が描かれています。この十三重塔は世界唯一の木造十三重塔として重要文化財に指定されています。裏面の図案は同じ談山神社の拝殿です。寸法は87mm×152mm。1946年の廃止まで15年間使われました。
3.兌換券 タテ書き20円の希少価値
日本で発行された20円札は、明治に旧国立銀行券、大正にヨコ書き、昭和にタテ書きと3種類あり、中でも、昭和発行の本紙幣は発行枚数も比較的多い紙幣となります。使用感や汚れなどが目立つ並品ですと、5千円程が目安の価格とされています。また、70年以上前に廃止された紙幣のため、未使用品など保存状態のかなり良好な品であれば、現存数も少なく買取価格も上がります。完全な未使用品ならば8万円程度の査定が見こめるでしょう。
4.兌換券 タテ書き20円の買取査定ポイント
紙幣の保存状態は査定において、大変重要視されるポイントです。可能ならば専用のケースで保存しましょう。密封袋や和紙でもかまいません。ほかにも裁断ミスなどがあるエラー紙幣だったり、かつて鑑定されたことを示す書類などがあれば、査定額は変わってきます。
代表的な査定ポイント- 経年劣化(折れ、カスレなど)がどれほどあるか
- ゾロ目や連番といっためずらしい通し番号か
- 印刷や寸法が不自然なエラー紙幣か
- 本物と証明できる鑑定書がついているか
- 専用の保存ケースや額が残っているか
5.兌換券 タテ書き20円の取引相場価格
近年のネットオークションでは数千円~数万円が相場です。高値がつけられた品ですと、水に濡らしたようなフヤケと端に汚れが点在しているものの、比較的美品と呼べるタテ書き20円札が59,000円で落札されました。入札件数も116件と多く、コレクターから人気を集めたといえます。また、通し番号が497597~497598と連番になっている未使用品2枚組で62,760円の値がついたケースもございます。
6.兌換券 タテ書き20円の買取についてのまとめ
タテ書き20円札は、保存状態が良好ならば5万円以上の取引実績もある古銭です。折れやかすれなどの使用感がある品でも、美品ならば8千円から2万円の価値があるといわれています。汚れが目立つ状態でも、まずは査定に出してみてはいかがでしょうか。
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