明和五匁銀(めいわごもんめぎん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.明和五匁銀を売りたいお客様へ
1765年(明和2年)から1772年(安政元年)まで発行された銀貨です。当時、銀貨の計数貨幣化を図るために発行されましたが、計画通りには定着せず、初回の発行から約3年後に引換・回収が開始され市場から姿を消しました。発行枚数、現存数ともに少ないため希少性が高く、コレクターから人気の高い高額査定の期待できる古銭です。
2.明和五匁銀についての解説
1765年(明和2年)に発行された銀貨です。重さ約18.74gで、形状は縦長の長方形。表面には「文字銀五匁」の刻印を見ることができます。規定品位は銀46%、銅54%とされ、その長方形とデザインの特徴から「硯箱」とも言われていました。1772年(安政元年)までに発行されたのは、361,200枚。通用停止の布告もないままに、のちに自然と姿を消しています。現存数が少ないため、市場では高値で取引される古銭の一つです。
3.明和五匁銀の希少価値
「明和五匁銀」は、発行から約3年後に引換回収が行われ、回収されたものは別の銀貨を鋳造する材料に使われました。そのため、発行数も現存数も少ない、大変貴重な古銭です。また、規定品位の重量18.74gを超え、両サイドに膨らみのある、通称「お多福」と呼ばれるエラーには数十万円の価値が付くケースもあります。
4.明和五匁銀の買取査定ポイント
オークションでも高値で取引される人気の品物のため、レプリカと見受けられる品物も横行しています。鑑定書の有無は重要な査定ポイントと言えます。また、規定の重量である約18.74gを大きく超える大型エラーには高い値がつきやすいため、重量の確認も必要です。
代表的な査定ポイント- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 鑑定書の有無
- サイズや刻印などに特殊なエラーがあるかどうか
- 規定の品位(金、銀、雑などの割合)が保たれているか
- 傷やくすみがどの程度あるか
- 規定重量を超える大型エラーが見受けられるか
5.明和五匁銀の取引相場価格
過去の取引では、極美品~準未使用の状態で150,000円~170,000円程度が相場です。ネットオークションでは、真贋を見極めるのが難しいためか、本物の可能性が高い品物には数万円の高値がつきますが、信ぴょう性が低い品物には数千円で落札されるケースも少なくありません。雑誌に掲載された本物保証付きの上品~美品は131,000円で落札、鑑定書付きの重量19.3g大型お多福エラーの美品は270,000円で落札されています。鑑定書や保証書は無く、本物の可能性が高い美品は、85,000円で落札されました。
6.明和五匁銀の買取についてのまとめ
発行数、現存数ともに少なく、非常に希少性の高い江戸時代の銀貨です。本物と認められた鑑定書があれば、100,000円以上の取引が期待できます。.明和五匁銀をお持ちの方は、是非一度、査定に出されてみてはいかがでしょうか。
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