ウィリアム3世 5ギニー金貨(うぃりあむさんせい ごぎにーきんか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.ウィリアム3世 5ギニー金貨を売りたいお客様へ

1699年から3年の間に発行された、イギリスの大型コインです。もともと、精緻な造りで人気はありましたが、近年になってアンティークコインとしての価値が高くなっています。数百万からの高値が付く逸品です。こちらの記事ではウィリアム3世5ギニー金貨の取引価格や査定ポイントなどについて説明していきます。

2.ウィリアム3世 5ギニー金貨についての解説

サイズは、直径38mm、重量が41.75gもある大型の金貨です。品位は0.917、当時としては最も額面の高い金貨でした。ギニーは当時のイギリスで使われていた通貨で、ギニアで鋳造されていたことによるものです。表面にはウィリアム3世の右向きの胸部が、裏面には十字に配された紋章の盾と権威の象徴である王笏(おうしゃく)がデザインされています。中心部に位置するのはウィリアム1世が治めていたオランダ独立国家、ナッソーのライオンです。1699年だけは金貨が2種類発行されていて、通常のデザインに加えて王立アフリカ会社のシンボルマーク、像と城が刻印されています。

3.ウィリアム3世 5ギニー金貨の希少価値

ここ5年から6年で価格が急騰しています。発行枚数は不明ですが、現存数が圧倒的に少ないことや精緻な造りが評価されています。特に、1701年発行のものは彫が深くて美しいので、ファインワークスと呼ばれ高い評価を受けています。人気が高く、最も多く鑑定されています。ポピュラーなのは1701年のものですが、市場で見かけることが少ないことから1700年の品物の方が希少だと考えられております。

4.ウィリアム3世 5ギニー金貨の買取査定ポイント

破格の高騰を続けているウィリアム3世5ギニー金貨ですが、次第に上昇の勢いは収まってくるかもしれません。そうはいっても状態のよいものには高評価が付くと思われます。300年前の硬貨が未使用で残っていることは稀有ですが、摩耗が進んでいない、未使用に近い状態のものであれば3000万円ほどの高額査定も期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 摩耗が進んでいないかどうか
  • くすみがないかどうか
  • 鑑定書の有無
  • キズや汚れの少ない美品かどうか
  • 発行年はいつか

5.ウィリアム3世 5ギニー金貨の取引相場価格

ウィリアム3世5ギニー金貨はいずれの年も数百万円もの高値で取り引きされています。少し前までは数十万円でしたが、ここ5~6年で実に10倍にも跳ね上がりました。各国で開催されたオークションによれば、1700年のウィリアム3世5ギニー金貨は500万円で落札されています。

6.ウィリアム3世5ギニー金貨の買取についてのまとめ

ウィリアム3世5ギニー金貨は、1699年から三年間鋳造された金貨で、1枚が数百万円以上するものもあり、高額が期待できる金貨となっております。もし、ご自宅などに査定を予定しているウィリアム3世5ギニー金貨がありましたらこの機会に査定をしてみてはいかがでしょうか。