ウォータイムニッケル貨(うぉーたいむにっけるか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.ウォータイムニッケル貨を売りたいお客様へ

ウォータイムニッケル貨は第2次世界大戦中に鋳造されたジェファーソン5セント硬貨のことをいいます。戦時中の非常に限定的な期間に発行されたこの硬貨は、数百円~数千円程度で取引されることが相場となっております。本記事では、ウォータイムニッケル貨の査定ポイントや価格相場、希少価値についてご紹介いたします。

2.ウォータイムニッケル貨についての解説

ウォータイムニッケル貨は、1942年~1945年のいわゆるウォータイム(戦時中)に発行されたジェファーソン5セント銀貨のことです。表面にジェファーソンが描かれており、裏面にジェファーソンの邸宅がデザインされている点ではジェファーソンニッケルと同様なのですが、品位に大きな違いがあります。当時戦時中で金属が不足していたことや銀が安価だったことが理由で、銅56%、銀35%、マンガン9%で造られているのです。また、直径は21.21mm、厚み1.95mm、重さ5gとなっています。

3.ウォータイムニッケル貨の希少価値

ウォータイムニッケル貨は、数百円~数千円程度で取引されることが一般的な硬貨です。ただし、1942年Dという種類は一般に出回っている量が少なく、希少性の高さから高額での取引も期待できるでしょう。

4.ウォータイムニッケル貨の買取査定ポイント

ウォータイムニッケル貨の買取査定ポイントは、保存状態の良し悪しや発行年代の違いと言えます。また、箱や説明書といった付属品も揃っていれば高価格での取引も期待できるでしょう。より良い条件で取引してもらうために、鑑定書の添付も効果的です。

代表的な査定ポイント
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • 希少性の高い発行年かどうか
  • 箱や説明書などの付属品も揃っているか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.ウォータイムニッケル貨の取引相場価格

ウォータイムニッケル貨の取引相場価格は、保存状態の良不良や発行年によって変わってきます。実際のインターネットオークションでは、1,640円で取引された実績があります。他の通常品と比べて、人気の高いD刻印のある1945年銘の品です。マンガンが使用されているために比較的くすみやすいのが同硬貨の特徴なのですが、落札された品は比較的綺麗な保存状態が保たれていました。また他には、P刻印の1944年銘のウォータイムニッケル貨が1,550円で取引された実績もあります。

6.ウォータイムニッケル貨の買取についてのまとめ

ウォータイムニッケル貨は、第2次世界大戦中の金属不足への対策として鋳造された貨幣です。コレクターの間で人気の高い発行年代の品や保存状態の良い品であれば高値での取引も望めます。もし、ウォータイムニッケル硬貨をお手持ちで買取査定をご希望されるのであれば、ぜひともご連絡をお待ちしております。