朝鮮紙幣(ちょうせんしへい)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.朝鮮紙幣の古銭を査定・買取希望のお客様へ

朝鮮紙幣は大日本帝国が明治時代に発行した紙幣です。希少価値が高いため、数万円から数十万円の値がつくことも望めます。このページでは、朝鮮紙幣の歴史や買取査定ポイント、取引相場価格などについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

2.朝鮮紙幣の見た目の特徴などを解説

在外銀行券は大日本帝国が所有していた千島や南樺太、関東州、台湾、朝鮮、南洋諸島といった領土に現地銀行をつくり、発行を行った紙幣を指します。その中で朝鮮より発行されていた紙幣のことを朝鮮紙幣と呼び、日本銀行券との兌換(引き換え)が可能でした。紙幣のほとんどに寿老人の肖像があしらわれていることが特徴です。

3.朝鮮紙幣の古銭査定ポイントはこちら

1911年(明治44年)当時の大日本帝国は、領土であった朝鮮の不安定な経済状況が、国内に影響が及ぶことを懸念し、日本銀行券を流通させることによって改善を図りました。朝鮮銀行法によって朝鮮紙幣の発行がスタートすると、1円券、5円券、10円券、100円券が発行され、太平洋戦争で敗戦する1945年までに、様々な種類の朝鮮紙幣が登場しています。

4.朝鮮紙幣が発行された歴史・時代背景

特に重要となる買取査定ポイントは紙幣のコンディションで、折り目や使用の痕跡が少ないほど高値で買取が行われます。また、表面の番号には朝鮮語書体と日本語書体の2タイプがあり、朝鮮語書体のものは希少価値が高いため、取引相場価格も高めになっています。また、連番やゾロ目、エラー紙幣であれば相場の数倍以上の高額査定も期待できるでしょう。

対象古銭の査定ポイント
  • 使用の痕跡が見られない未使用品であるか
  • 朝鮮語書体のタイプであるか
  • 密閉されたケースなどを使用して保存されていたか
  • 裁断ミスや印刷ずれがあるなどのエラー紙幣か
  • 連番やゾロ目の紙幣か
  • 破れや折り目、汚れが少ないか

5.朝鮮紙幣の取引相場価格や高額査定について

取引相場価格は、数万円から数十万円ほどになることが多いです。中でも、大黒天がデザインされた朝鮮銀行券の100円札は価値が高く、状態が悪くても2万円、未使用品だと80万円前後が目安となります。5円券は日本語書体で数万円から17万5千円前後、朝鮮語書体では、20万円前後が目安です。また、10円券は日本語書体のもので数万円から12万5千円前後、朝鮮語書体だと16万円以上の結果になることも望めます。

6.朝鮮紙幣の査定・買取希望についてのまとめ

朝鮮紙幣は、大日本帝国の領土であった外地にて発行された在外銀行券の1種です。紙幣の状態だけでなく、シリアルナンバーの書体によっても取引相場価格が大きく変わります。希少価値が高いことから80万円以上の結果になることもあるので、もしお持ちであれば、一度査定に出してみてください。

7.朝鮮紙幣の代表的な種類を紹介

この紙幣は発行時期によって大きく分けると、株式会社第一銀行券、韓国銀行券、朝鮮銀行券の3種類に分けられます。ただし、その中でもさらに細分化され、非常に多くの種類が存在します。デザインや取引相場価格もそれぞれ異なりますので、詳細が気になる場合は下記のリンクからチェックしてください。

その他の在外銀行券について

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