青島出兵軍票(ちんたおしゅっぺいぐんひょう)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.青島出兵軍票の古銭を査定・買取希望のお客様へ

青島出兵軍票は、軍票の中でも希少価値がとても高い特徴があります。青島の戦いはわずか2カ月程度終戦したので、軍票の発行数が非常に少ないことが要因です。紙幣の種類によっても価値は異なりますが、未使用品でなくても保存状態が良ければ数十万円の価格が付けられた実績があります。

2.青島出兵軍票の発行された時代や見た目の特徴

軍票とは戦争中に発行される、戦地でしか使用できない紙幣のことです。戦争ごとに発行されて終わると紙幣価値を失うので、多くの軍票が換金されてしまいます。そのため、現存しているものはごくわずかです。青島出兵軍票は、1914年の青島の戦いで発行されました。青島の戦い自体が2カ月程度で決着がつき、その後回収された軍票の中でも発行された数がかなり少なく希少価値があります。紙幣価値はありませんが、歴史的な品としてコレクターに好まれる紙幣です。青島出兵軍票のサイズは、銀10円・5円・1円は13.3cm×9.3cm、銀50銭や20銭は、10.3cm×7.0cmとなっています。中央に龍や鳥のイラストが左右対称にほどこされたデザインが特徴的です。

3.青島出兵軍票の発行枚数や希少価値

青島出兵軍票は他の軍票と比較しても、高値で取引されやすい傾向があります。例えば未使用品であれば、銀50銭は300,000円程度、銀20銭は250,000円程度の価値があるといわれています。銀1円は青島出兵軍票の中でも高価であり、未使用品ではない極美品でも300,000円程度の価格がついた実績があります。銀5円や銀10円は買取価格は不明とされており、市場にも出回ることがないことから希少価値が高いと推測されます。

4.青島出兵軍票の古銭査定ポイントはこちら

青島出兵軍票は、発行数や発行年数がわずか二カ月ということから希少価値がついています。また、偽物も少なからず出回っており、鑑定書があると本物と証明できるため査定評価にも繋がります。また、紙幣であることから劣化がに早い上に、軍票は粗悪な材質でつくられたものも多いです。しわや汚れのないきれいなものであれば、高額査定となる可能性が高くなります。

対象古銭の査定ポイント
  • 鑑定書の有無
  • 破れや折り目の少ない美品かどうか
  • 希少性の高い通し番号かどうか
  • サイズ違いや印刷がずれているなどのエラー紙幣かどうか
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.青島出兵軍票の取引相場価格や高額査定について

青島出兵軍票はあまり市場に出回らない古銭のため高値がしやすい傾向にあります。例えば、青島出兵軍票の銀1円が、300.000円で取引された実績があります。こちらは未使用品ではありませんが、折りじわや小さな汚れが少しある程度でやぶれや穴がいっさいない極美品でした。さらに、日本貨幣商協同組合の鑑定書がついており、本物と認められていたことも、高価買取のポイントとなりました。

青島出兵軍票は希少性の高さから高額買取が期待できます。当時の1円が現在の20,000円程度の価値があるとの考察もあり、銀5円や銀10円の青島出兵軍票はかなり貴重なものであると予想されます。もしお手元に必要のない青島出兵軍票をお持ちの方は、保存状態や鑑定書の有無に注目しつつ、査定に出すことを検討してみましょう。

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