シベリア出兵軍票(しべりあしゅっぺいぐんぴょう )の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.シベリア出兵軍票の古銭を査定・買取希望のお客様へ
大正7年、1918年のシベリア出兵の際に用いられた軍票です。派遣軍の帰還時にきちんと回収されたため現存する枚数は極端に少なく、希少価値の高いものになっています。非常に高い査定額になる可能性があります。
2.シベリア出兵軍票の発行された時代や見た目の特徴
シベリア出兵軍票は、10銭、20銭、50銭、1円、5円、10円の全部で6種類あります。サイズは縦13.5cm、横9.5cmの縦長で、シベリア出兵用であるためロシア語が書かれているのが特徴です。表面には鳥や竜の絵が描かれ、裏面には日本通貨であることと偽造すれば重い刑罰があることが書かれています。
3.シベリア出兵軍票発行された歴史・時代背景
軍用手票は簡単に軍票とよばれ、戦地や占領地で物資調達や給料の支払いなどに使われました。シベリア出兵軍票は1918年(大正7年)のシベリア出兵の際に出されたもので、総額3000万円分発行されました。が、そのうち1857万円分は未発行のまま中央金庫に保管されたままでした。出回った1143万円分についても兵の帰還後、約3万円分を残してすべて回収されました。
アメリカと共同歩調をとりアメリカ軍と同じ人数の兵を送るようにと課せられていた日本が、同数の8000人よりはるかに多い7万3千人以上を送ったことからも、シベリア出兵がかなり積極的に進められた施策だったことがわかります。
4.シベリア出兵軍票の発行枚数や希少価値
帰還兵からの回収がかなり正確にきちんとされたことから、市場に出回った枚数は多くありません。結果、希少性が増し、かなりの高値で買取りされる貴重な軍票として、コレクターの間でも人気があります。
5. シベリア出兵軍票の買取査定ポイント
状態のよいものであることが大切ですが、それと共に種類によっても金額が違ってきます。全部で6種類が発行されていますが、5円と10円については実際の流通量が発行数の4割程度であったことと、政府による回収率も非常によかったため希少性は特に高くなっています。
- 未使用もしくは極美品など、状態のよいものであるか
- 5円や10円など希少性が高い種類か
6.シベリア出兵軍票の取引相場価格や高額査定について
折り目はもちろん破れや色あせがあるものでも数万円以上で買取りされることがほとんどです。折り目が少なく、色褪せもなく、破れも見られない美品であれば10万円を超えることも少なくありません。さらに希少価値が高い種類のものであれば50万円以上といった査定価格になることもあります。
yahooオークションだと、入札はないですが18000円のものが見られました。
7.シベリア出兵軍票の査定・買取希望についてのまとめ
出回った数が少なかったという希少性から高値での取引が確実なので、コレクターの間でも常に人気の軍票です。売却をお考えであれば、大変貴重なものとして確かな鑑定ができる古銭専門の業者に依頼されることをおすすめします。
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