承恵社札(しょうけいしゃさつ)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.承恵社札の古銭を査定・買取希望のお客様へ
承恵社札は、西南戦争にて西郷軍の要望で発行した軍用手票の1つです。これは占領地などでの資金・物資調達用の紙幣です。承恵社札の流通は明治10年から11年までのわずかな期間であることや、発行された3種類の紙幣のうち2種類しか現存していないことから、一般的な古銭以上の金額で取引される紙幣です。
2.承恵社札の発行された時代や見た目の特徴
明治10年、西南戦争時に西郷軍が軍事費の不足を補うために、鹿児島県庁を通して士族商社の承恵社と撫育社が発行した証券です。こちらを使用して総額6万円を調達しました。発行したのは、5円札・1円札・半円札の3種類であったといわれています。明治11年6月には、両士族商社と貸主との間で示談が成立し、完全に償還を完了しています。
3.承恵社札の発行枚数や希少価値
流通したのはわずかな期間であり、発行総額3万9,968円、なおかつ最も金額の大きい5円札が現存していないことから、現物であることがわかれば高額で取引されます。現存している1円札・半円札は両紙幣とも1枚で数万円~10万円以上の取引になることもあります。
4.承恵社札の古銭査定ポイントはこちら
元々の流通量が多くない承恵社札は、その保存状態が非常に重要になってきます。摩耗などである程度図面が消えてしまっていても2万円以上の買取にはなりますが、未使用の状態に近ければさらに高額での取引が可能です。
対象古銭の査定ポイント- 破れや折り目、汚れの少ない美品かどうか
- 鑑定書の有無
- 劣化防止のための密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 変色が少ないかどうか
5.承恵社札の取引相場価格や高額査定について
承恵社札の取引価格はその保存状態で変わってきます。承恵社札の流通量は非常に少ないため、インターネットのオークションサイトでやや傷が汚れがあると判断されたものでも、2万円の落札価格が付けられています。その品物は半円札で、寸法は縦88mm横60mmであり、摩耗によって表面に傷があるものでしたが、2万円の価格で落札されました。美品でかつ鑑定書があれば約10万円の落札事例もあり、より高額査定も見込まれるでしょう。
6.承恵社札の査定・買取希望についてのまとめ
承恵社札は流通量が少ないため、非常に希少価値が高い紙幣です。存在自体に価値があるので、ある程度の傷や汚れがあっても値はつきますが、保存状態は価値に大きくかかわってきます。査定をお考えであれば、ケースに入れて保存するなど劣化のないよう注意が必要になります。また鑑定書などがあればさらに高額な査定が期待できるでしょう。
その他の軍用手票について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。
-
大判
OBAN
-
小判
KOBAN
-
一分金・二分金
ICHIBUKIN・NIBUKIN
-
一分銀・二朱銀
ICHIBUGIN・NISHUGIN
-
丁銀
CHOGIN
-
豆板銀
MAMEITAGIN
-
地方貨
CHIHOKA
-
穴銭・絵銭
ANASEN・ESEN
-
古紙幣・旧紙幣
FURUSHIHEI・KYUSHIHEI
-
政府紙幣
SEIFUSHIHEI
-
日本銀行券
NIHONGINKOKEN
-
軍用手票
GUNYOSHUHYO
-
在外銀行券
ZAIGAIGINKOKEN
-
在外貨幣
ZAIGAISHIHEI
-
近代貨幣
KINDAIKAHEI
-
現代貨幣
GENDAIKAHEI
-
日本の記念硬貨
COMMEMORATIVECOIN
-
プルーフセット
PROOFSET
-
ミントセット
MINTSET
-
中国貨幣
CHUGOKUKAHEI
-
古代コイン
ANCIENT COIN
-
外国コイン
FOREIGN COIN






















