武蔵墨書小判(むさしすみがきこばん・むさしぼくしょこばん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.武蔵墨書小判の古銭を査定・買取希望のお客様へ
駿河墨書小判とともに日本最古の小判である武蔵墨書小判は歴史的にみても貴重です。幕府成立以前の時期に造られ発行されたことからもともとの発行数から非常に少ない、希少性の高い小判です。
2.武蔵墨書小判の発行された時代や見た目の特徴
形は、大判と同じ楕円です。表面には打目があり、表面の中央に「壱両」「光次」の文字と花押が墨書きされています。さらに右側に「武蔵」の墨書きがあるのが特徴です。金の品位は駿河墨書小判と同じく84%と高く、重さは比べれば若干重いものになっています。優しい字の駿河墨書小判に対して、力強い墨書きになっています。
3.武蔵墨書小判発行された歴史・時代背景
文禄4年(1595年)に造られたとされていますが、誰が造らせたかについてはまだまだ謎が残ります。1590年に豊臣秀吉が北條征伐後、徳川家康に関八州を統治させることとしました。徳川家康は貨幣流通を重要な課題と認識し、その地に後藤徳乗の弟子庄三郎光次を招いて造らせたという説が有力ではあります。使用は関東圏のみであったといわれています。
4.武蔵墨書小判の発行枚数や希少価値
現存する数の少なさから非常に希少価値の高い小判です。大判から一般に流通する小判へと切り替わる時期に造られた小判として、大判、小判の両方の特徴を併せ持っている点で歴史的にも価値あるものです。
5.武蔵墨書小判の古銭査定ポイントはこちら
広く流通しなかったことから墨書きが残ったまま発見されることが多いようです。それがまた流通していなかった証拠にもなるのですが、この墨書きは査定の大きなポイントになります。が、なんといっても現存数の少ない小判ですから、本物であれば十分価値あるものとされます。
- 本物であるか
- 墨書きが残っているか
6.武蔵墨書小判の取引相場価格や高額査定について
まずは100万円からというのが相場ですが、保存状態がよいものであればさらに高額になる可能性もおおいにあり、300万円といった価格がつく可能性もあります。
7.武蔵墨書小判の査定・買取希望についてのまとめ
力強い墨書きの書体と、墨書きつきでありながら小判というギャップに、コレクターの間でも人気のある貨幣です。かつ現存する数があまりに少なく希少性も高いので、本物であればお宝的小判といえます。高価な査定額が出るものだけに業者によって簡単に数十万円の違いになることもあります。もし売却をお考えであれば、古銭を専門とする業者に複数相談し、適正価格で取引されるとよいでしょう。
その他の小判について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。
-
大判
OBAN -
小判
KOBAN -
一分金・二分金
ICHIBUKIN・NIBUKIN -
一分銀・二朱銀
ICHIBUGIN・NISHUGIN -
丁銀
CHOGIN -
豆板銀
MAMEITAGIN -
地方貨
CHIHOKA -
穴銭・絵銭
ANASEN・ESEN -
古紙幣・旧紙幣
FURUSHIHEI・KYUSHIHEI -
政府紙幣
SEIFUSHIHEI -
日本銀行券
NIHONGINKOKEN -
軍用手票
GUNYOSHUHYO -
在外銀行券
ZAIGAIGINKOKEN -
在外貨幣
ZAIGAISHIHEI -
近代貨幣
KINDAIKAHEI -
現代貨幣
GENDAIKAHEI -
日本の記念硬貨
COMMEMORATIVECOIN -
プルーフセット
PROOFSET -
ミントセット
MINTSET -
中国貨幣
CHUGOKUKAHEI -
古代コイン
ANCIENT COIN -
外国コイン
FOREIGN COIN