旧国立銀行券　1円（きゅうこくりつぎんこうけん　いちえん）の買取相場価格を解説！SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.旧国立銀行券　1円の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「旧国立銀行券　1円」は明治時代の初期に発行されていた古紙幣です。現在では一般に流通していない兌換紙幣と呼ばれる紙幣に分類される、とても貴重な古銭としてコレクターに人気があります。そのためかネットオークションでも出品が多く、状態が良いものならば数万円～数十万円で売買される案件も珍しくありません。

2.旧国立銀行券　1円の発行された時代や見た目の特徴

1873年に国立銀行が発行した紙幣のなかで、最も安価だったものがこの1円札です。表面には『日本書紀』に登場する武人こと上毛野田道の雄々しい姿と舟が描かれています。いっぽう裏面に描かれているのは元寇の役。神風の逸話で有名です。寸法は80mm×190mm。1899年に廃止されるまでの発行枚数は約400万枚を数え、旧国立銀行券でいちばん多く刷られました。

3.旧国立銀行券　1円の発行枚数や希少価値

1873年から1899年のわずか26年間だけ流通した紙幣です。しかも廃止にあたって新通貨への切り替えなどの紙幣整理が実施されました。その結果、旧国立銀行券のほぼすべてを政府が回収したのです。一般人の手元に残っているケースは非常に稀であり、相応の価値をもちます。最も多く発行された1円札でもきわめて優れた状態ならば、70万円の値段がつくとされています。

4.旧国立銀行券　1円の古銭査定ポイントはこちら

紙幣の査定においてなによりも重要視される点は現在の保存状態です。可能ならば発見した瞬間に専用の保存ケースに入れるべきです。難しいならば密封袋や和紙でもかまわないでしょう。他には印刷がズレているエラー紙幣だったり、過去の鑑定を証明する書類などがあれば、査定額は大きく変動します。

• 経年劣化（折れ、カスレなど）がどれほどあるか
• ゾロ目や連番といっためずらしい通し番号か
• 印刷や寸法が不自然なエラー紙幣か
• 本物と証明できる鑑定書がついているか
• 専用の保存ケースや額が残っているか

5.旧国立銀行券　1円の取引相場価格や高額査定について

ここ数年のネットオークションでは10万円以上の取引が盛んにおこなわれています。なかには入札が100件以上されている出品もあり、人気の高さをうかがわせます。とくに注目に値する案件ですと、三つ折りにした跡がハッキリ見られ、全体的にカスレも目立つ品が330,000円で落札されました。参考画像でも欠損が見てとれる品にもかかわらずこの値段です。もっと保存状態が良かったり、本物と保証する鑑定書があれば、査定額はさらに伸びることでしょう。

6.旧国立銀行券　1円の査定・買取希望についてのまとめ

旧国立銀行券は扱われていた期間が短く、政府が根こそぎ回収した事情もかさなって希少価値がとても高い紙幣です。比較的おおく刷られた1円札でも数十万円の査定が充分に見込めるでしょう。もしご自宅の引き出しから出てきた紙幣で「もしかして」と感じるものがありましたら、まずはそのままの状態で入念な保存をオススメします。そして機を見て査定に出してみてはいかがでしょうか。

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