オボル貨(おぼるか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.オボル貨を売りたいお客様へ

オボル貨とは、古代ギリシャで使用されていたコインの一種で非常に小さいです。額面により、オボル貨、ディオボル貨、ヘミオボル貨などが存在します。買取価格は状態にもよりますが数千円~数万円程度で取引されています。ここではオボル貨の査定ポイントや解説に関して紹介していきたいと思います。

2.オボル貨についての解説

オボル貨は、非常に小さいコインです。銀貨だけでなく銅貨や青銅貨も存在し、図柄はアテナ女神や太陽神アポロンなどの神々やイノシシやライオンなどの動物までさまざまなものがあります。大きさも種類や額面によりさまざまですが、直径約11mm程度で重量は約0.67gという驚くほど小さなものもあります。

3.オボル貨の種類

オボル貨(古代ギリシャテッサリア地方)

紀元前460年~紀元前400年にかけて西欧されたコインで、額面はオボルです。図柄は表面が馬、裏面は球をつくラリッサになっていて、大きさは直径約11mm、重さ約0.69gです。

オボル貨(ミシュア地方)

紀元前525年~紀元前475年にかけてミシュア地方で製造されたオボル貨です。表面にはイノシシ、裏面にはライオンが描かれています。大きさは直径が約13mm程度、重量が約0.79g程度になります。

オボル貨(アテネ)

アテネで製造されたオボル貨は紀元前465年~紀元前460年まで製造、使用されていました。アテネで初期に製造されたもので、現像数は多くはありません。直径は焼く8mm程度、重量は約0.55g程度です。

4.オボル貨の買取査定ポイント

紀元前という古い時代のコインであるために保存状態もさることながら、図柄がはっきりわかるかどうかが重要になってきます。さらに、銀貨であれば品位なども大切な査定ポイントになります。また、鑑定書もあるとなお良いでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 品位の銀の割合はどのくらいか
  • クリーニングがされているかどうか
  • 鑑定書の有無
  • 保存状態は良好か
  • 保存用ケースに保管されているか

5.オボル貨の取引相場価格

オボル貨は、発行された地域や年代によっても取引価格が大きく変わってきます。ネットオークションなどでは、紀元前400年~紀元前300年にかけてマッサリア地方で製造、使用されていたオボル貨で大きさは直径約12.2mm、重さが0.64gのコインが出品され、6千2百円で落札されています。目立つキズや汚れがなく絵柄がつぶれてもいませんでした。鑑定書があり本物と証明できるならより高額の取引価格が期待できるでしょう。

6.オボル貨の買取についてのまとめ

オボル貨は、古代世界の貨幣一つで、オボル貨は非常に小さなコインのため保管や紛失には注意が必要です。小さくても発行年や種類によっては数千円~数万円の取引価格が見込め、通常の品物より大きいとより高値が期待できます。もし、査定をお考えの方は、この機会に是非査定をしてみてはいかがでしょうか。

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