ブルティウム貨(ぶるてぃうむか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.ブルティウム貨を売りたいお客様へ

ブルティウム貨は、現在のイタリア半島に存在した古代都市ブルティウムにおいて製造、使用されていたコインです。カウロニア地方、ロクロイ地方などで製造されいくつかの種類があり、数万円~十万円程度で取引されています。ここではブルティウム貨の解説や取引価格について解説しています。

2.ブルティウム貨についての解説

ブルティウム貨の図柄は複数ありいずれも、軍神アレス、太陽神アポロン、女神ニケ、女神ヘラなどのギリシャ神話に登場する神々が描かれています。大きさは直径約20mm、重さは約4.43g程度になります。

3.ブルティウム貨の種類

ブルティウムドラクマ銀貨

ブルティウムという古代都市で製造されたコインの一種です。表面に女神ニケが描かれ、裏面には男性の姿が描かれています。製造されたのは紀元前215年~紀元前205年にかけてです。

ブルティウム貨(カウロニア地方)

紀元前475年~紀元前425年にかけてカウロニア地方で製造されたコインです。表面には太陽神アポロン、裏面には雄鹿が描かれています。大きさは直径約15mm、重さは約2.01gです。

4.ブルティウム貨の買取査定ポイント

紀元前のコインが発掘されたものであるため、買取査定では絵柄がつぶれていないかどうかが重要になります。また、キズや摩耗が少ないものであり、本物の照明ができる鑑定書がついているかどうかも大切なポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 絵柄がはっきりしているかどうか
  • 保管用のケースに保管してあるか
  • 保存状態は良好か
  • 鑑定書の有無
  • クリーニングをしていないかどうか

5.ブルティウム貨の取引相場価格

ブルティウム貨は発行年や額面によって絵柄が変わってきます。ネットオークションなどでは紀元前475年~紀元前425年にかけて製造された重さ7.98gの銀貨で、太陽神アポロンと雄鹿が描かれた古代ギリシャのブルティウム貨が出品された際は11万円で落札されています。キズが比較的少なめで絵柄がはっきりしていました。鑑定書があればより高額の査定額が期待できるでしょう。

6.ブルティウム貨の買取についてのまとめ

ブルティウム貨は、古代都市ブルティウムで発行されたコインであり、発行年や地方によって価格に大きく違いがあります。中には10万円を超す価格で取引されるものもあります。クリーニングなどをすると価格が下がってしまうこともあるため、査定をご希望であればクリーニングなどはやめておくことをおすすめします。

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