元文丁銀(げんぶんちょうぎん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.元文丁銀の古銭を査定・買取希望のお客様へ
1736年(文政元年)から流通していた丁銀の一つです。極印のデザインや数によって通常型や12面大黒丁銀などと分類され、7箇所以上の極印があるものは、通常より高い相場で取り引きされる傾向があります。通常は3万円前後ですが、11面大黒の品物には40万円近い値が付いた実績もあり、品物がどの種類に分類されるかは非常に重要です。
2.元文丁銀の発行された時代や見た目の特徴
1736年(文政元年)~1827年(文政10年)まで使われていた丁銀の一つです。別名に文字丁銀、また、後に発行された文政丁銀と区別するため、古文字丁銀や真文丁銀と言われる場合もあります。表面の極印は時代を表す「文」の他に、大黒像や常是、寳など、全部で6箇所に打たれているのが通常型の特徴で、10箇所から12箇所の打刻が認められる希少性の高い種類もあります。銀46%、銅その他54%前後の品位を保ち、直径や重さは個々で微妙に異なります。
3.元文丁銀の発行枚数や希少価値
通常は6つの極印が、それ以上の数打たれているものは希少性が高いです。中でも全ての極印が大黒像の品物は数十万円の査定額が見込める珍重品です。量目が160g~230g前後と幅広く、そこから極端に外れた重さの品物は高値が付くケースもあります。
4.元文丁銀の古銭査定ポイントはこちら
極印の特徴(種類や数)は、査定額に大きく影響する重要なポイントです。鑑定書の有無と共に、大黒像がいくつ打刻されているか、それぞれがどの程度目視できるかなどの確認が必要でしょう。また、重さによって希少価値が付く場合もありますので、正確な重量を計ることも大事です。
対象古銭の査定ポイント- 刻印の種類や数
- 経年による劣化や変色がどの程度あるか
- 規定の品位(金、銀、雑などの割合)が保たれているか
- 鑑定書の有無
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 一般的な量目から極端に外れているかどうか
5.元文丁銀の取引相場価格や高額査定について
通常型では1万円~5万円前後が取引相場となり、真贋が不明の品物は価格が低い傾向にあります。珍しい8面以上の極印がある品は10万円以上の取引が多く見られ、鑑定書付き8面大黒極印(美品、裏面試金跡1本、123.6g)は約18.2万円、11面大黒極印の極美品(鑑定書不明、161g)には38万円の値がついたケースもございます。
6.元文丁銀の査定・買取希望についてのまとめ
約90年ほど通用されていた秤量貨幣の丁銀で、図案によっては高い希少性がございます。極印が6面の通常型は数万円、8面以上の大黒像は10万円以上の高値が期待できます。お持ちの品物の極印数や種類が気になる方は、確かな専門家の査定をおすすめします。
その他の丁銀について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。
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