宝永永字丁銀(ほうえいえいじちょうぎん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.宝永永字丁銀の古銭を査定・買取希望のお客様へ
1710年(宝永7年)から1年ほどしか通用されなかった銀貨です。鋳造数、現存数ともに僅少で、古銭市でも滅多に出回らない珍重品。過去には極美品の品物が900万円で取り引きされた実績があり、並品のグレードでもかなりの査定額が見込めます。
2.宝永永字丁銀の発行された時代や見た目の特徴
1710年(宝永7年)~1711年(正徳元年)に鋳造された銀の貨幣です。長楕円の形をしており、その両端に「宝」の極印、中央には明朝体に似た小ぶりの「永」の文字が打刻されています。宝という極印の5画の縦線がうかんむりを突き出ているのが特徴で、規定品位はおおまかに銀40%、銅その他60%、重さや直径は不揃いです。鋳造量が5,836貫と僅少のため、非常に希少価値が高いことで知られています。
3.宝永永字丁銀の発行枚数や希少価値
わずか1年程度で、6,000貫ほどの鋳造量であり、極めて希少性の高い丁銀です。いくつかの丁銀に見られる祝儀用に鋳造された12面大黒丁銀は今のところ確認されていませんが、現存数が少ないため通常型でも相当な希少価値があります。
4.宝永永字丁銀の古銭査定ポイントはこちら
希少性が極めて高い品物のため、真贋を確認することが最初の査定ポイントと言えます。本物と保証された鑑定書があるかどうか、また、当貨幣の特徴である極印の文字や数、規定品位が維持されているかなど細かく確認されます。状態に対する優劣の位置づけも重要で、並品から極美品のどれに相当するかの見極めも必要です。
対象古銭の査定ポイント- 規定の品位(金、銀、雑などの割合)が保たれているか
- 鑑定書の有無
- 傷や経年劣化、変色の度合い
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 極印の数や種類
5.宝永永字丁銀の取引相場価格や高額査定について
市場には滅多に出回らないとても珍しい品物です。過去の取引では、極印もしっかりと見える鑑定書付きの極美品(122.4g)が900万円で購入されています。オークションでは、全体にススのような汚れが見られるものの、極印が確認できる147.7gの美品に360万円の値が付き落札されました。極美品であれば500万円以上の買取も期待できる取引相場と言えます。他に、極印が12箇所に打刻された12面丁銀の現存は、今のところ確認されていませんが、発見されれば大変な高値がつくでしょう。買取価格では変動はあるものの、数百万円の値が期待できます。
6.宝永永字丁銀の査定・買取希望についてのまとめ
宝永の後期にわずか1年だけ鋳造された、現存数の少ない銀貨幣です。コレクターの注目度も高く、並品程度の状態でも数百万円の取引が見込めます。極印の種類など品物の価値が気になる方は、是非一度査定を進めてみてはいかがでしょうか。
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