宝永三ツ宝丁銀(ほうえいみつほうちょうぎん/ほうえいみつたからちょうぎん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.宝永三ツ宝丁銀の古銭を査定・買取希望のお客様へ
わずか1年間のみ鋳造された銀貨幣です。現存している数が少ない希少品で、オークションでは高額な値がつくことで知られています。秤量貨幣のため現存する中には切銀された品物もありますが、特徴的な3つの「宝」の極印が欠けているものであっても十分な価値が認められています。完成品であれば、通常型でも100万円以上を期待できる品物です。
2.宝永三ツ宝丁銀の発行された時代や見た目の特徴
1710年(宝永7年)~1711年(正徳元年)までに鋳造された秤量貨幣です。宝永年間に度々行われた貨幣の改鋳により発行された丁銀の一つで、「宝」の極印が3箇所に刻まれているのが特徴です。品位は銀32%、銅その他68%で縦長のナマコのような形をしており、サイズや重さは個々にばらつきがあります。1723年(享保7年)に通用停止になりました。
3.宝永三ツ宝丁銀の発行枚数や希少価値
鋳造量は豆板銀との合計で37万貫程度と少なくはありませんが、わずか1年で金銀吹替が行われたため、現存数が非常に少ない希少品です。また、祝儀用に鋳造されたとされる、通常パターンとは異なった12面大黒丁銀には数百万円の値が付くケースもあります。
4.宝永三ツ宝丁銀の古銭査定ポイントはこちら
「宝永三ツ宝丁銀」の特徴でもある「宝」の極印が3つあるかどうか、また大黒天像の極印がいくつあるかなどは、鑑定書の有無と同様に品物の真贋や希少性の高さを見極める査定ポイントです。状態によっては査定額も幅広く変動するため、劣化や変色についても確認する必要があります。
対象古銭の査定ポイント- 傷や劣化がどの程度あるか
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 極印の数や種類
- 規定の品位(銀、銅、金などの割合、重さ)が保たれているか
- 鑑定書の有無
5.宝永三ツ宝丁銀の取引相場価格や高額査定について
完成品であれば、通常型の並品から極美品で150万前後~400万円前後の取引相場と考えられます。市場に出回ることがほとんどない貨幣ですが、過去のオークションでは、通常型の切銀(美品、鑑定書不明、73.5g)が9万円程の値で落札されていました。また、稀な12面大黒丁銀は、重さ159.5g、「宝」と「大黒天像」の極印をはっきりとみることができる鑑定書付きの美品で、411万円程で落札されています。極美品であれば500万円以上も望めるでしょう。
6.宝永三ツ宝丁銀の査定・買取希望についてのまとめ
宝永丁銀の中でも現存数が少なく、高値の査定が期待できる丁銀の一つと言えます。通常型の切銀でも10万円近くの価値が付いた例があり、完成品であれば100万円以上も狙える品物です。宝永三ツ宝丁銀の価値が気になる方はぜひお問い合わせください。
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