大清銅幣(だいしんどうへい)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.大清銅幣を売りたいお客様へ

大清銅幣は中国が清時代に製造された中国貨幣で、造られた場所や額面などで細かく分類ができます。比較的新しい時代の貨幣であり現存数も多くあるものの、特に高額取引される額面や発行年のものであれば、数万円程度での取引も期待できる貨幣です。この記事では、大清銅幣の価格相場や希少価値、査定ポイントついてお話しします。

2.大清銅幣についての解説

大清銅幣は1900年以降に中国で製造された銅貨です。発行元によって奉天省、江南省、湖南省島の分類がされます。また、空いている穴の大きさや文字の大きさ、枠の太さなどによっても細かく分類されるのが特徴の一つです。デザインは各銅貨ごとに様々に異なっているのですが、多くの場合で表面には大清銅幣の文字と竜のデザインが、裏面には額面の表記があります。

3.大清銅幣の希少価値

大清銅幣の主流だった10文、20文の品は数百円程度で取引されることが多いのですが、5文の品は比較的枚数が少ないため希少性が高く、数万円~10万円程度で取引されることもあります。また、宣統年(1909年~1911年)に造られたものは通常より買取相場が高く、2万円程度までの値段で取引されているのです。

4.大清銅幣の買取査定ポイント

大清銅幣の買取査定ポイントは発行年と額面表記にあり、特に宣統年に造られた大清銅幣や5文表記の品であれば高額の買取査定が付くことも期待できます。また、保存状態の良し悪しによっても買取価格に影響が出るでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • 希少性の高い発行年かどうか
  • 希少性の高い額面の品かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.大清銅幣の取引相場価格

大清銅幣の取引相場価格は、発行年や額面の違いによって影響を受けます。実際のインターネットオークションでは、340万円もの高価格で取引された実績があります。宣統3年に製造された大清銅幣で、20文の額面表記があるものでした。PCGS社でSP63BNの評価を獲得しており、見た目にも傷の無い比較的綺麗な品だったことが、非常に高価格で取引された一因になっていると推測されます。

6.大清銅幣の買取についてのまとめ

大清銅幣は、発行年や額面表記によっては高額で取引もされる銅貨です。また保存状態の良し悪しによっても高額で取引されることもありますし、海外のルートでは意外な高価格が付くこともあります。ただしご自身で判断いただくのは難しいこともあり、大清銅幣をお持ちの際には是非とも買取査定のご連絡をお待ちしております。

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