半両銭(はんりょうせん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.半両銭を売りたいお客様へ

半両銭は、中国の貨幣で、秦の時代に銭貨を統一するために鋳造され古銭です。中国を代表する貨幣で人気が高いので、高値にも期待できます。本記事では、半両銭について、希少価値や買取査定ポイント、取引相場価格をご紹介していきます。

2.半両銭についての解説

半両銭が鋳造される以前は、中国国内ではさまざまな種類の貨幣が使われていました。紀元前336年秦の時代に貨幣統一の動きが生まれ、中国共通の貨幣として鋳造されました。基本の形状は円形方孔ですが、鋳造技術が発達していなかったこともあり、形状の異なる半両銭も見つかっています。また、時期によって名称が変わり、初期は戦国半両銭、始皇帝時代は秦半両銭、漢の時代は漢両銭と呼ばれています。

3.半両銭の希少価値

半両銭は、多くの貨幣を統一して生まれた貨幣で、古い古銭ため、現存するもの多くはありません。武帝によって五銖銭が鋳造されたことで、前118年には廃止されたので、古い貨幣でもあります。ただ古銭市場においては、1,000円~10,000円程となっており、特に大きい品物ほど希少価値が高いと考えらえれております。

4.半両銭の買取査定ポイント

半両銭の買取査定で注意したいのは、貨幣の保存状態です。欠けや割れ、汚れなどがあると査定評価が悪くなる可能性があります。非常に古い貨幣で劣化している場合もあるので、衝撃や接触で状態が悪化しないように保存しておくことが大切です。注意点としては、汚れは落としてはいけません。当時の状態であることが大切なので、洗浄などをせずに売却するようにしましょう。

代表的な査定ポイント
  • 貨幣に欠けや割れ、汚れがないか
  • レプリカではなく本物か
  • 手を加えていないか

5.半両銭の取引相場価格

半両銭は、インターネットオークション未使用品の大型のものが15,000円という金額で取引されておりました。こちらは、サイズが51.3mmで重さ28.7gということから通常の品物よりも大きく状態も良いことからこの値が付きました。また、900円で取引されていた半両銭は、初期の戦国半両銭で、直径32mmです。年代ごとではなく、大きさによって値段が左右されるのが特徴です。

6.半両銭の買取についてのまとめ

半両銭は、歴史的価値はあるものの、取引価格は1,000円前後となっています。買取査定に出す場合は、保存状態に注意し、汚れはそのままで売ることが大切です。古銭を集めていたコレクターの方や自宅の蔵に古銭が眠っていた方は、半両銭の売却を検討してみましょう。

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