蟻鼻銭（ぎびせん）を高価買取！古銭の査定ポイントを徹底解説！

1.蟻鼻銭を売りたいお客様へ

蟻鼻銭は、中国の戦国時代に使われた中国古代貨幣です。数百円～数千円程度の値段で取引される一方で、海外で高評価を受ける可能性もある可能性も望める古銭と言えます。本記事では、蟻鼻銭の査定ポイントや希少価値、価格相場についてお話ししていきます。

2.蟻鼻銭についての解説

蟻鼻銭は、中国の戦国時代に江南地方の楚で流通した青銅貨幣で、蟻の頭部に形が似ていることから蟻鼻銭という名が付けられました。また、その形は青銅貨幣が流通する前に使われていた貝貨に似ており、貝貨が発達したものと考えられております。大きさは2cm程度で、表面には文字と判断される模様が刻まれているのが特徴です。

3.蟻鼻銭の希少価値

蟻鼻銭は、それほど高価ではない銅が素材であることから、国内市場では数百円～数千円程度で取引されることが多い古銭です。美品や未使用品であれば使用品と比べて、希少価値が高いと言えます。特に最高鑑定書などが付いてる場合は、より高値に期待できます。

4.蟻鼻銭の買取査定ポイント

蟻鼻銭の買取査定ポイントには、保存状態の良不良が大きく影響します。また、中国古銭の海外で人気がある可能性を最大限生かすため、国内のみならず国外市場での需要も確認するようにすると更に高い買取査定も望めます。

• 鑑定書の有無
• 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
• 擦れやキズの少ない美品かどうか
• 国内だけでなく海外での人気はどうか
• 本物か否か（複製品でないかどうか）

5.蟻鼻銭の取引相場価格

蟻鼻銭の取引相場価格は、保存状態の良し悪しによって影響を受けます。実際のインターネットオークションでは、9,250円で取引された実績があります。長径が38.58mmと比較的大型の蟻鼻銭で、重さは34.75gの品物です。流通していた時代が古いだけに多少のキズや汚れはあるものの、表面に大きな欠けは無く模様も比較的綺麗に残っていました。また、表面にひびが見られるものの8,233円で取引された実績や、縦27mmで横21mm、重さ21.18gの品が3,500円で取引された実績もありました。

6.蟻鼻銭の買取についてのまとめ

蟻鼻銭は国内のみならず海外での取引も視野に入れることが出来る古銭です。また、保存状態に気を配って置くと比較的高価格が付きやすくなると言えるため、ご留意ください。もし買取査定をご希望で実際の価値判断に迷われる場合は、ぜひともご連絡をお待ちしております。

その他の中国貨幣について