改造紙幣 大蔵卿20銭(かいぞうしへい おおくらきょうにじゅっせん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.改造紙幣 大蔵卿20銭の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「改造紙幣 大蔵卿20銭」は発行枚数も多く、同年代の他の改造紙幣と比べると希少価値はそこまで高くありません。しかし、デザイン性の高さから市場でも流通頻度の高い作品ではあるので未使用品などでは高値が付く可能性もあります。

2.改造紙幣 大蔵卿20銭の発行された時代や見た目の特徴

「改造紙幣 大蔵卿20銭」は1882年12月に発行が開始され、 1899年12月31日に廃止された紙幣です。表には大蔵卿の図柄が描かれているため、「改造紙幣20銭」は「大蔵卿20銭」とも呼ばれるようになりました。紙幣の裏には、記番号と出納局長の印がほどこされており、サイズは縦59mm×横93mmとなっています。デザインはイタリアの芸術家エドワルド・キヨッソーネにより描かれ、改造紙幣10円、5円、1円で描かれた肖像画は省かれています。

3.改造紙幣 大蔵卿20銭の発行枚数や希少価値

「改造紙幣 大蔵卿20銭」は改造紙幣の中では発行された枚数が多いことから、古銭買取における希少価値がそれほど高くならない傾向にあります。しかしながら、20銭という低額の紙幣であるにも関わらず、現在でも集めているコレクターが多く、保存の状態がよければ買取価格は紙幣一枚で数万円になることもあります。未使用品で札束として保存されていればより高価な買取につながるでしょう。

4.改造紙幣 大蔵卿20銭の古銭査定ポイントはこちら

「改造紙幣 大蔵卿20銭」の買取において重要なポイントは、紙幣の保存状態です。「改造紙幣」は歴代の紙幣の中でも特にデザインが重視されていた紙幣の一つであるため、保存状態がよく汚れなどがあまりない場合は、買取価格が高額になりやすいです。サイズ違いやゾロ目の通し番号、鑑定書の有無なども査定のポイントに多いに関わると言えます。

対象古銭の査定ポイント
  • 希少性の高い通し番号かどうか
  • サイズ違いや印刷がずれているなどのエラー紙幣かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 破れや折り目の少ない美品かどうか

5.改造紙幣 大蔵卿20銭の取引相場価格や高額査定について

「大蔵卿20銭」の取引相場価格は、保存状態が良いものでしたら1,000円~5,000円ほどになります。しかし、新品に近い紙幣ですとさらに買取価格が上昇することもあります。ネットオークションによると、出品者の判断で保存状態が良好、美品から未使用のグレードの「大蔵卿20銭」が57,800円で落札されていました。鑑定書があり、完全に未使用の品であればさらに高額も期待できるでしょう。

6.改造紙幣 大蔵卿20銭の査定・買取希望についてのまとめ

「改造紙幣 大蔵卿20銭」は市場で多く現存しており、希少価値は高くありませんが、保存状態の良い「大蔵卿20銭」はあまり市場に出回っておりません。保存状態がそこまで良くない品でも、記番号がゾロ目、エラー紙幣などで査定額が上がることもあり、予想以上の買取価格になることは十分にあり得ます。素人目では判断できないことも多い古銭の世界なので、まずは価値を知る意味でも査定をしてみてはいかがでしょうか。

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