旭日竜50銭銀貨(大型)(あさひりゅう50せんぎんかおおがた)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.旭日竜50銭銀貨の古銭を査定・買取希望のお客様へ

旭日竜50銭銀貨(大型)は、明治初期の新貨条例に基づき発行された補助銀貨幣。大きく分けて「大型・小型の小竜・小型の大竜」の3つの種類があります。補助貨幣という位置づけのため他の補助銀貨幣と同様に銀の含有量は少なめで銀の品位も低めですが、現代ではコレクターも多くサイズや竜のデザインの大きさによってはかなりの値が付く銀貨となっています。

2.旭日竜50銭銀貨の発行された時代や見た目の特徴

大型の朝日竜50銭銀貨には更に1.明治3年、2.明治4年前期、3.明治4年後期の3種類があり、大型朝日竜50銭銀貨全体で1,806,293枚の総発行枚数です。明治4年前期までのものは跳本(銀貨に刻まれている「本」の字のたて棒の下が跳ねて終わっている)となっていて、明治4年後期のものは止本(たて棒の下が止まって終わっている)となっています。

3.旭日竜50銭銀貨の発行枚数や希少価値

朝日竜50銭銀貨(大型)の中でも明治4年前期のハネ本(刻まれている「本」の字のたて棒の下がハネている)と呼ばれる銀貨は現存数が少なく、特に高い値が付く傾向にあります。

4.旭日竜50銭銀貨の古銭査定ポイントはこちら

50銭銀貨は使用頻度が多かったため綺麗な未使用品は希少であり、大型の旭日竜50銭銀貨で完全未使用のものであれば10万円を超える値が付くこともあるのが特徴です。ただし完全未使用とはいかなくても、並品で1万円以上の値が付くことも多々あるため鑑定を受ける価値があると言えます。

対象古銭の査定ポイント
  • 希少性の高い刻印かどうか
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • サイズ違いや刻印ががずれているなどのエラー硬貨かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.旭日竜50銭銀貨の取引相場価格や高額査定について

大型の朝日竜50銭銀貨は保存状態によって取引相場価格が変わってきます。実際のインターネット市場では10万815円もの高値が付いたものがありました。明治3年の朝日竜50銭銀貨であり、未使用品に近いとの評価を受けたために高額の取引となったと思われます。収集用コインの第三者鑑定格付け会社であるPCGS社から、MS66という高評価を受けたものとのことでした。

6.旭日竜50銭銀貨の査定・買取希望についてのまとめ

旭日竜50銭銀貨(大型)は発行年によって高値で取引されることもある銀貨であり、中でも明治4年前期の品は珍しく高値が期待できます。更に保存状態が良いものや未使用に近いものは特に高額で買取査定を受けることが期待できるので、もしお手元にお持ちであれば、留意していただくと良いでしょう。

その他の近代貨幣について

近代貨幣
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旭日竜大型50銭銀貨 | 旭日竜小型50銭銀貨(小竜) | 旭日竜大型50銭銀貨(大竜) | 竜50銭銀貨 | 旭日50銭銀貨 | 八咫烏50銭銀貨 | 小型50銭銀貨(鳳凰) |
20銭銀貨
旭日竜20銭銀貨 | 竜20銭銀貨 | 旭日20銭銀貨 |
10銭銀貨
旭日竜10銭銀貨 | 竜10銭銀貨 | 旭日10銭銀貨 | 八咫烏10銭銀貨 |
5銭銀貨
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銅貨
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10銭ニッケル貨 | 5銭ニッケル貨 |
錫貨
10銭錫貨 | 穴アキ5銭錫貨 | 鳩5銭錫貨 | 1銭錫貨 |
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菊10銭アルミ貨 | 稲10銭アルミ貨 | 10銭アルミ青銅貨 | 5銭アルミ貨 | 5銭アルミ青銅貨 | カラス 1銭アルミ貨 | 富士 1銭アルミ貨 |