旭日竜20銭銀貨(あさひりゅうにじゅっせんぎんか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.旭日竜20銭銀貨の古銭を査定・買取希望のお客様へ

旭日竜20銭銀貨は、これまで発行された旭日竜の図柄を持つ5種類の貨幣の1つで、補助貨幣でもあります。発行期間が短い事から、残存している数があまり多くありません。市場では数百円で取引される場合もありますが、条件がそろえば数万円単位の高額査定も可能な貨幣です。

2.旭日竜20銭銀貨の発行された時代や見た目の特徴

旭日竜20銭銀貨は明治3年~明治4年に発行された貨幣です。表面には口を開いた竜と二十銭や大日本、年代が表記され、裏面には旭日・菊・桐・枝と葉がデザインされています。当時は造幣技術が未熟だっため、不明瞭な状態の刻印も多いです。直径は23.333mm、材質は銀800で銅200、重量5gです。

3.旭日竜20銭銀貨の発行枚数や希少価値値

発行期間がわずかで年代が明治3年と明治4年のものしか存在しないことから残存数が少なく、本物があるだけでも数千円の値段が付きます。さらに、明治3年発行で表面の竜のうろこがくっきりしている明瞭ウロコや、製造技術が上がった明治4年発行のうち刻印に欠けている欠銭であると数万から十数万円で取引されており、希少価値が高いと考えられます。

4.旭日竜20銭銀貨の古銭査定ポイントはこちら

大きな査定ポイントは、硬貨の表面の状態です。竜のうろこがくっきりとしていることなどの正しく刻印されたものや、造幣時のエラーである欠銭があるものは高額査定が見込まれます。欠銭とは、表の「銭」という文字の一部が欠けている硬貨のことです。

対象古銭の査定ポイント
  • 欠銭があるかどうか(特に造幣技術が上がった明治4年のもの)
  • 明治3年に発行されたもので、竜の図柄がくっきりとしているかどうか
  • 深彫(デザインが浮き出るように彫る技法)のものかどうか
  • 目立った汚れや傷のない美品かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.旭日竜20銭銀貨の取引相場価格や高額査定について

旭日竜20銭銀貨で最も価値が高くなるのは欠銭がある場合です。ネットオークションでは、欠銭のもので9万円で取引された例があります。こちらはほぼ未使用で美しい光沢をもつ美品であったため非常に高額になっております。他にも、欠銭の未使用品であれば数万円台で取引される例も多くあり、使用感が多少ある美品でも1万円前後、状態によっては3万円前後の事例もありました。特に未使用品の欠銭、明瞭ウロコなど希少な品であれば十分高額な取引が期待できるでしょう。

6.旭日竜20銭銀貨の査定・買取希望についてのまとめ

旭日竜20銭銀貨は数百円~数万円と幅の広い査定額となる貨幣ですが、その査定のポイントは貨幣表面のデザインになります。通常のものでも値が付きますが、特に欠銭や明瞭ウロコに関しては、高値で取引されているため、ご自宅にお持ちの際には、一度査定してみてはいかがでしょうか。

その他の近代貨幣について

近代貨幣
日本旧金貨
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20銭銀貨
旭日竜20銭銀貨 | 竜20銭銀貨 | 旭日20銭銀貨 |
10銭銀貨
旭日竜10銭銀貨 | 竜10銭銀貨 | 旭日10銭銀貨 | 八咫烏10銭銀貨 |
5銭銀貨
旭日竜5銭銀貨 | 旭日竜大字5銭銀貨 | 竜5銭銀貨 |
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白銅貨
10銭白銅貨 | 菊5銭白銅貨 | 稲5銭白銅貨 | 大型5銭白銅貨 | 小型5銭白銅貨 |
青銅貨
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銅貨
2銭銅貨 | 竜1銭銅貨 | 半銭銅貨(角うろこ) | 1厘銅貨 |
ニッケル貨
10銭ニッケル貨 | 5銭ニッケル貨 |
錫貨
10銭錫貨 | 穴アキ5銭錫貨 | 鳩5銭錫貨 | 1銭錫貨 |
アルミ貨
菊10銭アルミ貨 | 稲10銭アルミ貨 | 10銭アルミ青銅貨 | 5銭アルミ貨 | 5銭アルミ青銅貨 | カラス 1銭アルミ貨 | 富士 1銭アルミ貨 |