旧20円金貨 明治3年銘（きゅうにじゅうえんきんか）の買取相場価格を解説！SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.旧20円金貨 明治3年銘を売りたいお客様へ

明治時代に製造された金貨。どれも世界的に人気があるお品ですが、中でも明治3年から明治25年に発行された旧20円金貨は明治30年の金貨の2倍の重さがあり、特に人気が高くなっている硬貨です。ここでは、旧20円金貨の明治3年銘における希少性と価値について解説しています。

2.旧20円金貨 明治3年銘についての解説

明治3年〜明治25年の間に発行された旧20円金貨の相場は一般的に発行枚数に比例しており、その期間で発行された金貨の中でも一番発行枚数の多い明治3年の金貨（発行枚数46,139枚）でさえ、海外では45,000USD（約540万円）ほど、国内では状態により約350万円から約950万円という高値で取引されています。金貨の直径は約35.06mm、重さは約33.33gです。この硬貨は昭和63年に廃止されています。

3.旧20円金貨 明治3年銘の希少価値

旧20円金貨は、明治3年（46,139枚）、明治9年（954枚）明治13年（103枚）、明治10年（29枚）、明治25年に発行されていたとされていますが、明治25年についてはシカゴ万国博覧会に出品するために製造されたのみで、流通用の金貨はほとんど発行されることがなかったと言われています。明治3年銘の市場価格は平均として、並品（美品とは言えず、やや難があるもの）であれば350万円程度、未使用品であれば700万円程度、完全未使用品であれば850万円といった高額取引も期待できます。

4.旧20円金貨 明治3年銘の買取査定ポイント

旧20円金貨の明治3年銘における買取査定ポイントは鑑定書の有無と状態です。明治3年〜明治25年に発行された旧20円金貨は明治時代の金貨の中でも大型であるとして特に有名で、国内外ともに人気が高いお品です。取引価格が高額となるため贋作も多く出回っています。アメリカの二大鑑定機関であるNGCやPCGSなどによる鑑定書があれば、より高値での査定が見込めるでしょう。

• 鑑定書があるか。
• 鑑定書がある場合、どの機関の鑑定によるものか。
• 摩擦やスレがないか
• 表面に製造時の輝きを残しているか
• 希少性の高い刻印かどうか
• 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.旧20円金貨 明治3年銘の取引相場価格

旧20円金貨の取引相場とそれに伴う査定価格は金貨の発行年や保存状態により、大きく変動します。人気が高く、贋作も多く出回っている旧20円金貨ですが、インターネットのコイン通販サイトでPCGSによる鑑定書つきの金貨の中には、明治3年銘の金貨が950万円で落札された実績があります。こちらはアメリカのグレーディング会社PCGS社のオリジナルケースに収められているもので、MS63という高評価を取得しているものであったため、このような高値での取引となりました。

6.旧20円金貨 明治3年銘の買取についてのまとめ

「近代貨幣の王様」とまで言われる旧20円金貨。重量もあり、発行数も極めて少ないため、世界中のコレクターから、喉から手が出るほど欲しがられている硬貨です。人気が高く贋作も多く出回っているため、保存状態がよく、真贋を裏付ける鑑定書があれば、十分高額査定が見込めるでしょう。

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