元禄豆板銀(げんろくまめいたぎん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定
1.元禄豆板銀の古銭を査定・買取希望のお客様へ
江戸幕府が発行した「元禄豆板銀」は銀の品位(純度)が60%ほどで、他に銅や金も混ざっていました。小粒なものが多く、3千円前後で取り引きされています。刻印の種類や数、サイズなどによっては査定額も上昇し2万円ほどになることもあります。
2.元禄豆板銀の発行された時代や見た目の特徴
元禄8年(1695年)ごろに鋳造された豆板銀です。名前のとおり、多くが豆のような形をしています。額面の記載がなく、必要な分だけ切り取って使用する秤量貨幣です。同じ秤量貨幣で桁の大きい「元禄丁銀」の金額調整に使われていました。元禄を表す「元」の文字、「常是(じょうぜ)」「寶(たから)」などが意匠として打刻されています。これらの刻印のことを極印(きわめいん)と呼びますが大黒天の姿のものもあり、縁起がよいとして贈答用に使われました。
3.元禄豆板銀の発行枚数や希少価値
大量に造られ、使用頻度の多かった豆板銀のなかでは比較的流通が少なく、珍しいと言えますが、高額取り引きされるという貨幣ではありません。通常は重さ1g以下の露銀(つゆぎん)が多く、3千円から2万円ほどの評価額ですが、極印の数が多いものや大型のもの、大黒天の姿が打たれたものなど希少性が高くなるので、30万円以上の高値が付くこともあります。
4.元禄豆板銀の古銭査定ポイントはこちら
日常で使用されていたものなので、キズや汚れ、変色などの傷みがあるものが多く、美品であれば評価は高くなります。経年劣化による摩耗などのリスクを下げるため、密閉したケースなどに収めて保管することをお勧めします。査定をお考えであれば、鑑定書などの付属品も損傷のないように保管しておきましょう。
対象古銭の査定ポイント- 鑑定書の有無
- 希少性の高い極印かどうか
- キズや汚れの少ない美品かどうか
- 大ぶりで重いかどうか
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 極印がはっきりしているかどうか
5.元禄豆板銀の取引相場価格や高額査定について
通常は小粒の露銀という形で取り引きされていて、3千円前後の評価ですが、摩耗が少なく、鋳造当時の輝きが見受けられる極美品なら2万円ほどが見込めます。豆板銀の重さや極印の種類などによっては評価も大きく変わります。表面に大黒天像、裏面に群元と言って、「元」の字が無数に刻まれた両面打ち、4gの極美品は販売価格が40万円近くにも上ります。また、同じような極美品の品でも買取価格は状態や重さによって変わるかと思いますが、30~50万円程は期待でき高額な査定が見込めます。
6.元禄豆板銀の査定・買取希望についてのまとめ
露銀で取り引きされることの多い「元禄豆板銀」は、3千円前後の評価ですが貨幣の状態によっては2万円ほどの値が付きます。極印の種類や数、重さなどで査定額は変わり、数十万円で取り引きされることもあるので、ぜひ一度お問合せください。
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