天保豆板銀(てんぽうまめいたぎん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.天保豆板銀の古銭を査定・買取希望のお客様へ

銀の純度(品位)がわずか26%で、主成分のほとんどが銅で出来ているのが特徴の豆板銀です。年を経るごとに銅の色合いが目立つようになります。買い取り価格に幅があり、状態によって3千円から20万円前後の相場が付きます。こちらでは、天保豆板銀の取引相場や希少価値、査定ポイントに関してご説明させていただきます。

2天保豆板銀の発行された時代や見た目の特徴

1837年(天保8年)ごろに鋳造が開始されました。貨幣の大きさはバラバラで、使用する度に重さを計り必要な分だけを切り取る秤量貨幣です。単独でも使いますが、同じ秤量貨幣で、額の大きい天保丁銀と合わせて金額を調整するときなどに用いられていました。その名が示すように、豆のような楕円形や丸型の形状で、5gから7gほどの重さがあります。天保豆板銀であることを示す、保という文字が打刻されており、寶(たから)の文字、または大黒天像を取り囲むように、複数の保が刻まれためぐり保が基本です。ほかにも保が無数に打たれている群保、保の文字がひときわ大きな大字保などがあります。

3.天保豆板銀の発行枚数や希少価値

銀の品位が低いこともあって、通常は数千円で取り引きと希少価値が高くないと考えれておりますが、形のきれいなもの、大型のものになると評価が上がるでしょう。極印(ごくいん)と呼ばれる刻印の種類によっても大きく変わり、恩賞や慶事に喜ばれた、大黒天像がデザインされたもの、大字保などは高値で取り引きされ、希少価値が高いと推測されます。

4.天保豆板銀の古銭査定ポイントはこちら

天保豆板銀は成分のほとんどが銅のため、年数が経過するほどに発色が変わってきます。完全未使用品など発行当時の品質を保っていれば高評価につながります。極印も鮮明ならより高値が見込めるので、査定をお考えであれば貨幣の保管には留意しましょう。貨幣は気温や湿度に影響されるので、密閉されたケースなどに入れて保管するのがオススメです。

対象古銭の査定ポイント
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 希少性の高い極印かどうか
  • キズや汚れの少ない美品かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 大ぶりで重いかどうか
  • 極印がはっきりしているかどうか

5.天保豆板銀の取引相場価格や高額査定について

6.天保豆板銀の査定・買取希望についてのまとめ

1837年(天保8年)ごろに鋳造が開始され、銀の純度(品位)がわずか26%で、主成分のほとんどが銅で出来ているのが天保豆板銀です。状態によって金額の幅がありますが、美品や未使用品に関しては、20万円を超えることもあります。ぜひ、査定に出してみてはいかがでしょうか。

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