宝永三ツ宝豆板銀（ほうえいみつほうまめいたぎん）の買取相場価格を解説！SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.宝永三ツ宝豆板銀を売りたいお客様へ

「宝永三ツ宝豆板銀」という古銭が発行されたのは、宝永の時代です。宝永二ツ宝豆板銀など見た目が似た複数の豆板銀が鋳造されており、傍目では判別することが難しい古銭と言えます。極印の種類や保存状態によって価値が変動し、市場にて5万円以上で取引されることも多いです。中には30万円を超える高値がつくこともあり、査定にも高額が期待できます。

2.宝永三ツ宝豆板銀についての解説

宝永7年（1710年～1711年）に発行された豆板銀です。表面、裏面どちらにも「宝」の字が極印されており、そのほか片面大黒や両面大黒など同じ「宝永三ツ宝豆板銀」でも極印が違うものがあります。銀の含有量は32％程度です。少し前に発行された「宝永二ツ宝豆板銀」と極印がよく似ていますが、極印されている宝という字の玉の縦棒が上に突き出ているのが「宝永三ツ宝豆板銀」です。

3.宝永三ツ宝豆板銀の希少価値

宝永豆板銀は、二ツ宝、三ツ宝、四ツ宝とあり、順に銀の品位が下がっていきます。なかでも宝永三ツ宝豆板銀は、発行から1年余りで四ツ宝豆板銀へ吹き替えられたため、流通量は少量とされ現存する銀貨の数も多くはありません。普通品でも5万円から15万円の価値があり、片面大黒や群宝などの極印違いによって30万円を超す値で取引されることもある古銭です。

4.宝永三ツ宝豆板銀の買取査定ポイント

豆板銀の価値を決める極印にはさまざまな種類があり、宝の字が極印されている普通品、片面、もしくは両面に大黒が極印されているものもあります。ほかにも群宝と呼ばれる宝の字が全面に極印されているもの、大字宝と呼ばれる大きく宝という字が極印されているものなどは高額で取引されるため、デザインの確認は重要な査定ポイントです。

• 欠けたり錆びたりしていない美品かどうか
• 極印がつぶれたりかすれたりしていないかどうか
• どのような極印がなされているか
• 鑑定書の有無
• 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.宝永三ツ宝豆板銀の取引相場価格

「宝永三ツ宝豆板銀」は保存状態が美品以上のもので、露銀と呼ばれる最も小さい豆板銀は1万5千円程度、普通品で8万円程度の取引が見込めます。ネットオークションでは、群宝の極印がされた品が35万円で落札されました。重さは2.93gで極美品とされており、片面には複数の宝の文字が、もう一方には三ツ宝大黒の印が押されています。両面大黒や大字宝など極印の種類や保存状態によって価格は変動しますが、希少性の高い両面打ちの品、変形豆板銀などは数十万円単位の高額査定が期待できるでしょう。

6.宝永三ツ宝豆板銀の買取についてのまとめ

宝永三ツ宝豆板銀は極印の種類が複数あり素人目には判別の付きづらいもののため、プロに査定を依頼する方が確実な古銭です。現存する宝永三ツ宝豆板銀は数も少なく希少価値があります。買取価格も5万円程度から極印の種類や保存状態などによって、30万円を超す高額な査定が期待できる古銭といえるでしょう。

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