旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨(きゅうかんこくどうか じゅうもんどうか ごもんどうか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨を売りたいお客様へ

旧韓国銅貨10文銅貨と5文銅貨は、希少性のある古銭であり、特にエラー貨幣や見本貨幣などは高額買取の可能性が高まります。1883年に朝鮮王朝はドイツから鋳造機器を輸入し、近代的貨幣制度と鋳造利益による税収増のために、近代的鋳造を始めました。初の近代的通貨発行部局である京城典圜局において、10文銅貨と5文銅貨が1888年発行されました。ここでは、価値ある旧韓国銅貨10文銅貨5文銅貨について説明します。

2.旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨の解説

京城典圜局で発行された貨幣はドイツ人の指導の元で鋳造されましたが、日本造幣局で彫刻担当だった稲川彦太郎や池田隆雄が刻印を完成させました。表面には、朝鮮の国章である太極(巴)の紋があります。裏面には「大朝鮮」「497年」の文字と、王の威厳を表す力強い双龍のデザインが刻印されています。また、10文銅貨・5文銅貨は、ともに銅980に対し錫10亜鉛10の比率です。10文銅貨の重さは6.50gです。5文銅貨の重さは3.25gです。

3.旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨の希少価値

当時朝鮮王朝内では、葉銭と呼ばれた常平通宝が流通していました。新しく京城典圜局で発行された貨幣は、なかなか国民の信頼を得ることができず居留区以外では流通が困難でした。そのため、日清戦争勃発まで京城典圜局や仁川典圜局内で保管されたままでした。当時、発行数も少なく、流通も限られていたことから、現在では、希少性が高い銅銭としてコレクターに人気です。

4.旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨の買取査定ポイント

旧韓国銅貨10文銅貨5文銅貨の価格は、保存状態の良し悪しによって、大きく左右されます。未使用品に近ければ近いほど、高額買取の対象になります。エラー貨幣や見本貨幣などは希少性がありコレクターに人気があり、査定ポイントに含まれます。鑑定書がついていると本物であるとわかりますので、そういった点も買取査定時の判断ポイントになります。

代表的な査定ポイント
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • 希少性の高い刻印かどうか
  • サイズ違いや刻印ががずれているなどのエラー硬貨かどうか

5.旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨の取引相場価格

旧韓国銅貨10文銅貨は、保存状態が未使用品だと認められると、評価額で約10万円程度です。美品と認められた場合は、4万5千円程度。並品でしたら2万5千円程度です。両面が表面として刻印されてしまったエラー10文銅貨が、58万8千186円で取引されたことがあります。旧韓国銅貨5文銅貨は、未使用品と認められると評価額で6万円程度です。美品なら、2万円程度で、並品ならば1万円程度です。

6.旧韓国銅貨 10文銅貨 5文銅貨の買取についてのまとめ

旧韓国銅貨10文銅貨と5文銅貨は、限られた時期に発行され、限られた流通しかしておらず、希少性の高い李氏朝鮮王朝の古銭で高めの買取価格になる可能性があります。特に、エラー貨幣などは特に高額取引の対象になります。もし、お持ちいらっしゃいましたらこの機会に査定してみるのはいかがでしょうか。

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