満州国貨幣 旧1角硬貨(まんしゅうこくかへい きゅういっかくこうか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.満州国貨幣 旧1角硬貨の古銭を査定・買取希望のお客様へ

満洲国貨幣の旧1角硬貨は、太平洋戦争時の金属不足のため、1940年からアルミ製になり、1943年には、そのアルミ貨もサイズが縮小されたことで知られる満州国紙幣です。その貨幣切替の年は、発行数が少なく高めの値段で取引されています。特に、1943年の旧1角アルミ貨が高めの値段で取引されている人気古銭で、見本品など特殊な満洲国貨幣1角硬貨であれば、高額買取の期待もできます。

2.満州国貨幣 1角硬貨の発行された時代や見た目の特徴

旧1角白銅貨の表面は、火焔を伴う玉の宝珠紋に双龍があしらわれ、裏面は艶やかな牡丹花や大満州国が書かれており、重さは5.0gです。また、新1角白銅貨は満洲国章の蘭花紋が入り、陽の光の日足紋と瑞雲文様が入っており、重さは3.50gです。さらに、旧1角アルミ貨は、蘭花紋に豊穣を表す稲の図、裏には分銅紋が描かれ、重さは1.70gです。他にも新アルミ貨には、表面のみシンプルな瑞雲と御仏の蓮台の意匠が描かれており、裏面には満洲帝国と書かれています。重さは1.0gです。

3.満州国貨幣 1角硬貨の発行枚数や希少価値

満州国貨幣1角貨の中では、特に、1943年の旧1角アルミ貨が、高めの値段で取引される古銭です。丁度その年は旧アルミ貨から新アルミ貨に切り替わる年で発行数が限られており、希少価値が高いと考えられます。また、1角白銅貨の中では、1940年しか発行されなかった新1角白銅貨の希少性が高いと考えらております。

4.満州国貨幣 1角硬貨の古銭査定ポイントはこちら

まず極印(発行年)によって、買取価格は大きく異なり変動します。アルミ貨、白銅貨などの種類の違いも査定の際のポイントとして挙げられるでしょう。また、保存状態の良し悪しも重要で、未使用品に近いほど高額な買取に繋がります。鑑定書があることで真品として保証されるので、そういった点も査定時には重要なポイントと言えます。

対象古銭の査定ポイント
  • 擦れやキズの少ない美品かどうか
  • 希少性の高い刻印かどうか
  • サイズ違いや刻印ががずれているなどのエラー硬貨かどうか
  • 鑑定書の有無
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.満州国貨幣 1角硬貨の取引相場価格や高額査定について

取引価格相場としては、未使用品の評価額が1.000円である「1934年旧1角白銅貨」がオークションにて5.097円で取引されたことがあります。拡大してよく見ると細かな傷や汚れがありますが、非常に保存状態が良く、古銭専用のケースに入っており、鑑定書が付いていました。未使用品の評価額では、「旧1角白銅貨」が1.000円から2.000円で、「新1角白銅貨」が2.500円、「新1角アルミ貨」が3.000円です。オークションにて、表面にも裏面にも「見本」と刻印されている1943年の旧1角アルミ貨も出品されており、市場に出回ることが少なく、320.450円と高額で取引されておりました。状態が大変良く、ケースに入っており鑑定書も付属していたため高額取引になったと考えられます。

6.満州国貨幣 1角硬貨の査定・買取希望についてのまとめ

満州国1角硬貨の中では、1943年の旧1角アルミ貨に人気があり、他の満州国1角貨よりも高額で取引されています。満州国1角硬貨の保存状態によって価格が大きく変動します。お持ちの方は、是非一度査定されることをおすすめします。

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