満州国貨幣(まんしゅうこくかへい)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.満州国貨幣の古銭を査定・買取希望のお客様へ

満州国貨幣は、満州国圓とも呼ばれる満州国で流通した通貨のことです。戦争終結後もしばらくは使用され、その後東北流通券と交換されました。このページでは、満州国貨幣の種類や歴史、査定の際のポイントや取引相場価格などについて詳しく解説します。満州国貨幣の種類によっては、数万円の査定価格になることも期待できるでしょう。

2.満州国貨幣の見た目の特徴などを解説

満州国貨幣は青銅貨やアルミニウム貨、銀貨、金貨、銅貨など複数種類が存在し、材質や量目、大きさもそれぞれに違っています。種類や発行年により、数万円~数十万円の高値が付くことも考えられます。保存状態がよく、見本品や記念硬貨、未使用品であればさらに高値が付くことも期待できます。

3.満州国貨幣の代表的な種類を紹介

満州国貨幣には旧1角アルミ貨、新1角アルミ貨、旧壹角白銅貨、旧1角白銅貨、新1角白銅貨などの種類があります。またこのほかにも青銅貨幣や金貨などの多数の種類が存在し、ぞれぞれの取引相場価格は異なります。種類ごとの詳しい査定相場価格が気になる場合は、ぜひクリックして詳細を確認してみてください。

4.満州国貨幣の古銭査定ポイントはこちら

戦時中、大日本帝国は中国の一部に満州国を建国、新貨幣制度の下に満州中央銀行を発足させます。満州国が存在したわずか13年間の間に流通していた貨幣が満州国貨幣で、日本の敗戦後、満州国が解散し満州中央銀行はソ連軍に接収されてしまいました。しかしソ連軍が発行する貨幣や軍用手票よりも、信用ができたため、しばらく流通していたといいます。最終的に東北流通券と等価交換で兌換されました。

5.満州国貨幣が発行された歴史・時代背景

満州国貨幣の買取査定では、発行年が非常に重要です。同じ旧1角アルミ貨であっても通常のものと、特年と呼ばれる年のものとでは買取価格が全く違い、特年の貨幣は高値の査定になるでしょう。また、未使用品であるか、キズや摩耗の少ない美品であるかも大切なポイントです。

対象古銭の査定ポイント
  • キズや摩耗の少ない美品であるかどうか
  • 未使用品であるかどうか
  • 特年と呼ばれる年の発行であるかどうか
  • 刻印がしっかり確認できるかどうか
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

6.満州国貨幣の取引相場価格や高額査定について

満州国貨幣は、発行年や種類によっても価格が変動します。ネットオークションでは、旧1角アルミ貨の康徳10年(1943年)発行の品が出品され、35,000円の値がついています。状態もよく紋章などもしっかりと残っています。また落札されています。また5厘銅貨で康徳6年(1939)発行のものは、特年と呼ばれ美品のためか50,000円の高値がつきました。他にも試銭や特年の品は10万円以上になることも多く、種類によっては20万円~30万円ほどの買取価格が期待できます。

7.満州国貨幣の査定・買取希望についてのまとめ

わずか15年程度しか流通していなかった満州国貨幣は、現存数が少ないため希少価値が高く、種類や発行年によって高値の査定金額が付くことも期待できます。数多くの種類がありますが、高額査定が見込める貨幣を見分けるのは素人目では困難な作業と言えるので、まずはお持ちの古銭の価値を知るためにも、一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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