李氏朝鮮銅貨(りしちょうせんどうか)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!
1.李氏朝鮮銅貨の古銭を査定・買取希望のお客様へ
李氏朝鮮時代の銅貨は、発行年代と額面によっては10万円代後半から20万円近くの価格で取引される古銭です。李氏朝鮮では、仁川典圜局と龍山典圜局で、これらの銅貨が発行されました。当時、銅貨が鋳造されたのは、金銀に比べて入手しやすく、さらに鋳造利益が生じて朝鮮王朝の財政収入になるためでした。李氏朝鮮銅貨について詳しく説明いたします。
2.李氏朝鮮銅貨の発行された時代や見た目の特徴
李氏朝鮮銅貨2銭5分白銅貨・5分銅貨・1分黄銅貨は、表面は李氏王朝を表す李花(スモモの花)と、朝鮮の花である木槿(むくげ)の枝のデザインです。裏面は、王を表す威厳ある双龍が描かれています。裏面は発行年によって「大朝鮮」「朝鮮」「大韓」と違います。「大朝鮮」と表記したことで、袁世凱から苦情が入り、1894年から1895年は「大」が抜け、日清戦争終了後から再び「大」の表記に戻ります。さらに、1897年10月17日、元号が健陽から光武に変更されるとともに、朝鮮から大韓帝国と国号も変わりました。以降の鋳造銅貨は全て「大韓」という文字が入っています。2銭5分白銅貨は4.60g、5分銅貨は7.20g、1分黄銅貨は3.50gの重さです。
3.李氏朝鮮銅貨の発行枚数や希少価値
発行年により発行数に大きなバラツキがあり、1899年発行の5分銅貨など、発行数が少ない年は希少性があります。また、裏面の元号・国号により希少性が高い李氏朝鮮銅貨が存在し、高額の買取の可能性が高まります。
4.李氏朝鮮銅貨の古銭査定ポイントはこちら
李氏朝鮮銅貨2銭5分白銅貨・5分銅貨・1分黄銅貨は、発行年や額面、保存状態により大きな価格差があります。未使用品に近ければ近いほど高額になり、保存状態の良し悪しが価格に大きく影響を及ぼします。鑑定書が付属していますと、価値が高まり、スムーズな取引も可能です。エラー硬貨や見本硬貨など、希少性の高さに応じて価値が高まります。
対象古銭の査定ポイント- 希少性の高い刻印かどうか
- サイズ違いや刻印ががずれているなどのエラー硬貨かどうか
- 鑑定書の有無
- 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
- 擦れやキズの少ない美品かどうか
5.李氏朝鮮銅貨の取引相場価格や高額査定について
李氏朝鮮銅貨2銭5分白銅貨は、発行年によって同じ未使用品でも、8万円前後であったり1千500円であったりと違いが出てきます。美品なら、6万円から800円と幅が広く、並品でも4万円前後であったり150円であったりと価格差があります。1897年、1899年から1901年の2銭5分白銅貨が比較的高額で取引されます。5分銅貨の場合は、未使用の1899年発行5分銅貨は20万円前後の価値がありますが、発行年によっては8千円程度ということもあります。発行年に注意が必要です。
6.李氏朝鮮銅貨の査定・買取希望についてのまとめ
李氏朝鮮銅貨2銭5分白銅貨・5分銅貨・1分黄銅貨は、発行年によってはコレクターに人気があり高額取引が見込めます。発行年により取引価格が大きく違いますが、特に未使用品ですと高値が期待できますので、この機会に是非一度査定に出してみることをおすすめします。
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