元禄一分判(げんろくいちぶばん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.元禄一分判の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「元禄一分判」は数十万円で買い取られることも多く、通常の倍ほどの査定価格がつくこともある金貨です。逆打ちなどのエラーコインの場合は、さらに価値が上がり市場でも高値での取引が行われています。一分金であるこの金貨は通常の小判よりも、小さめのサイズが特徴です。

2.元禄一分判の発行された時代や見た目の特徴

「元禄一分判」は一分金の一種であり、品位は小判と同じながらも通常の小判に比べて小さく、量目が約4分の1になります。「元字一分判」や「元禄金」、「元字金」などと呼ばれることもあり、元禄8年(1695年)から宝永7年(1710年)の間に発行され、慶長一分判金の次に鋳造されました。「元禄一分判」に含まれている金は564、銀は436で、重さは4.46gです。

3.元禄一分判の発行枚数や希少価値

「元禄一分判」は、慶長一分金と比べると、金の含有率は低いものの、高額で買い取られることが多く希少価値の高い金貨です。通常のものであってもその価値は高いものですが、逆打ちと呼ばれるエラーコインの場合、その希少価値はさらに上がります。

4.元禄一分判の古銭査定ポイントはこちら

小判や大判などの金貨の査定では、状態によって上・中・下のグレードで分けられ、コンディションが良いかどうかによって、査定価格が大きく変動します。この金貨は古銭的価値のあるものなので、状態が非常に良い「上」の「元禄一分判」である場合はかなりの高値で買取が行われるでしょう。逆打ちの「元禄一分判」の場合は、査定結果が通常の2倍から3倍になることも珍しくありません。

対象古銭の査定ポイント
  • 鑑定書の有無
  • キズや汚れが少なく状態の良い美品かどうか
  • 逆打ちなどのエラーデザインかどうか
  • 保管状態が良く金、銀の摩耗が少ないかどうか

5.元禄一分判の取引相場価格や高額査定について

この「元禄一分判」の取引相場価格は、150,000円から450,000円前後で、逆打ちの場合は200,000円から700,000円にもなることがあります。また、「元禄一分判」は、印されている「元」の字により「長元」と「短元」に分けられます。「長元」の「上」の場合450,000円、「短元」はさらに価値が高く、「上」では600,000円になることもあります。

6.元禄一分判の査定・買取希望についてのまとめ

「元禄一分判」は、慶長一分金と比べると、金の含有率はかなり下がったものの、古銭的な価値は高いので高額な買取査定も期待できる金貨です。逆打ちと呼ばれるエラーコインの場合や、「短元」の「元禄一分判」であれば、より高値の査定結果が得られるので、お持ちの方はぜひ一度査定に出されてはいかがでしょうか。