安政二分判金(あんせいにぶばんきん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.安政二分判金の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「安政二分判金」はネットオークションや買取業者などで数万円の取引が多い金貨です。銀を多く含有しており金の含有量が少ないことも特徴です。100,000円以上の査定額になることが少ない古銭ですが、逆打ちなど希少なエラーコインは200,000円以上の査定結果に繋がることもあります。

2.安政二分判金の発行された時代や見た目の特徴

安政3年(1856年)から万延元年(1860年)までの4年間をかけて発行されました。品位は銀が791、金が209と全体の2割ほどしか金は含まれていません。およそ700万枚の「安政二分判金」が発行され、「万延二分金」に比べると発行枚数は少なく、大きさは21mm×13mmと「明治二分判金」と比べて大きめの造りをしています。重量は5.62gの大変立派な金貨と言えます。

3.安政二分判金の発行枚数や希少価値

「安政二分判金」の希少性は高くはないため、ネットオークションなどでもよく取引が行われています。逆打ちなどのエラーコインの場合は非常に珍しく、希少価値は高くなり取引価格も大幅に上がります。

4.安政二分判金の古銭査定ポイントはこちら

金貨などの古銭の査定では、コンディションによって下、中、上のグレードに分けられます。図案がはっきりと確認できて、キズや摩耗などが少ない状態のものであれば高額査定になりやすいです。また、逆打ちなどのエラーコインの場合は通常の何倍もの査定価格がつくことも珍しいです。本物であることの証明となる鑑定書が付属していれば、さらなる高額の結果が得られるでしょう。

対象古銭の査定ポイント
  • 保管状態が良く金、銀の摩耗が少ないかどうか
  • 鑑定書の有無
  • コンディションの良い美品かどうか
  • 希少性の高いエラーコインかどうか

5.安政二分判金の取引相場価格や高額査定について

「安政二分判金」の取引相場価格は状態が良く、グレードが「上」のものは30,000円前後、「中」は25,000円前後、「下」では20,000円前後が目安になります。逆打ちの場合は高額な査定価格も期待でき、「上」のグレードで200,000円ほど、「中」では150,000円、「下」であっても100,000円程の高価査定結果が期待できるでしょう。ネットオークションの落札結果では、「上」程のグレードと見られるキズや摩耗がほとんどない「安政二分判金」に、21件の入札があり21,000円で落札されていました。

6.安政二分判金の査定・買取希望についてのまとめ

「安政二分判金」は含有する金が少なく、発行枚数もおよそ700万枚と希少価値も高くありません。市場でも数万円以内で取引されていますが、逆打ちの金貨の場合には状態次第で100,000円~200,000円の高額査定も期待できます。平均的な相場価格は数万円程の金貨ですが、保存状態や希少性の高い金貨では高額の査定も見込めるので、お持ちの方はぜひ一度査定に出すことをおすすめします。