享保一分判(きょうほいちぶばん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.享保一分判の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「享保一分判」は、市場で数万円から数十万円で取引されている古銭です。また、逆打ちなどのエラーコインの場合、通常の数倍の査定価格になることもあり、その高い古銭的価値を誇ります。一分判金のなかでも人気が高いものなので、ネットオークションなどでも高値で取引されており、買取査定においても積極的に買取が行われています。

2.享保一分判の発行された時代や見た目の特徴

「享保一分判」は享保の改革の際に、慶長金と同じ金品位、重量で発行されました。8代将軍吉宗の時代である、享保元年(1716年)から元文元年(1736年)まで鋳造され、金品位は金861・銀139、量目は4.4gの金貨です。この時代につくられた小判金は金の含有率が高く、色味は濃い黄金色をしています。表面には「五三の桐紋」が印され、裏面には「光次」の花押があるのが特徴です。

3.享保一分判の発行枚数や希少価値

市場で取引されている価格からもわかるようにその希少価値は高く、大変人気のある金貨です。通常の「享保一分判」であれば、ネットオークションや市場にも出回ることがありますが、逆打ちの「享保一分判」は、ネットオークションなどで見かけることも珍しく、さらに希少価値は高まります。

4.享保一分判の古銭査定ポイントはこちら

小判や大判の買取査定では、キズや摩耗が少ないかどうかが特に重要です。また、真品の証明となる鑑定書が付属している場合は、通常よりさらに高く買い取られることも多いです。「享保一分判」は、徳川家8代将軍吉宗の時代に流通した金貨であるため、その歴史的背景からも高い評価が得られるでしょう。

対象古銭の査定ポイント
  • 保管状態が良く金、銀の摩耗が少ないかどうか
  • 鑑定書の有無
  • 流通量が少なく、希少性の高いものかどうか
  • 金や銀の含有量が高いかどうか
  • 逆打ちなどのエラーコインであるかどうか

5.享保一分判の取引相場価格や高額査定について

「享保一分判」の取引相場価格は、状態の良いグレードが「上」のもので100,000円前後、多少の傷や摩耗が見られる「中」で、70,000円前後、傷が多く摩耗の進んだ「下」では50,000円前後です。また、逆打ちの場合は、「上」で400,000円前後、「中」で300,000円前後「、下」でも200,000円前後とかなりの高額査定が期待できます。ネットオークションでは、「中」から「上」の状態で希少な桐極印があり、鑑定書が付いたものに61件の入札があり、65,000円で落札されたケースがありました。

6.享保一分判の査定・買取希望についてのまとめ

「享保一分判」はコレクターからの人気があるため、ネットオークションに出品されると多くの入札が寄せられます。高い古銭的価値から、贋作やレプリカも多いですが真作であれば、50,000円前後から100,000円前後、逆打ちではさらに高値になることもある金貨です。「享保一分判」をお持ちの方は価値が変動する前に、査定に出されることをおすすめします。