天保一分判（てんほういちぶばん）の買取相場価格を解説！SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.天保一分判の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「天保一分判」は市場にて、数万円程度で取引されているケースが多い古銭です。現存する枚数が多いため、査定価格は数万円以内に収まることがほとんどですが、エラーコインである逆打ちの場合は格段に価値が上がり、250,000円以上の査定価格になることも考えられます。逆打ちではない通常のものであっても、古銭的価値のある美しい金貨です。

2.天保一分判の発行された時代や見た目の特徴

この金貨は、天保8年（1837年）から安政5年（1858年）に鋳造されていました。表面の右上に「保」の文字が印されていることから、「保字一分判金」と呼ばれることもあります。品位は金568・銀432、重さは2.78gで、金貨の製造技術が発達した江戸期の天保の時代につくられたものです。出来栄えがよく、見た目も非常に美しい金貨といえます。

3.天保一分判の発行枚数や希少価値

「天保一分判」の発行枚数はわかっていませんが、現存する枚数が多く、希少価値はそこまで高くありません。ネットオークションなどでも見かけることが多く、比較的手に入りやすい金貨です。エラーコインとされる逆打ちの「天保一分判」であれば希少価値は高く、査定においても高額になることが期待できます。

4.天保一分判の古銭査定ポイントはこちら

古銭の買取査定時には、コンディションによって上・中・下のグレードに分けられ、コンディションの良し悪しによって査定価格は大きく変動します。また、裏面と表面の図案の上下が反対になった逆打ちのエラーコインであれば、希少価値が高くなり、高額な査定結果になることも多いです。古銭には、レプリカや贋作も存在するため、真作であることを証明する鑑定書があればなお良いでしょう。

• コンディションの良い美品かどうか
• 逆打ちのエラーコインであるかどうか
• 鑑定書の有無
• 木箱や文書が付属しているか
• 保管状態が良く金、銀の摩耗が少ないかどうか

5.天保一分判の取引相場価格や高額査定について

「天保一分判」の取引相場価格は、グレードが「下」のもので30,000円程度、「中」で45,000円程度、「上」では60,000円程度とされています。逆打ちの場合、「下」で120,000円、「中」で180,000円、「上」になると250,000円という高額査定になることもあります。ネットオークションでは、傷や摩耗がほとんどなく未使用品とされる「上」のグレードの「天保一分判」が、68,400円で落札された事例がありました。

6.天保一分判の査定・買取希望についてのまとめ

「天保一分判」は現存する枚数が多く、数万円以内で取引されることが多い金貨です。逆打ちのものは250,000円以上になることも考えられます。小判や大判は金や銀を含んでいるため、査定に出せば少なくても数万円の価値はあります。価値が変動してしまう前に査定に出すようにしましょう。