日本銀行券A号　鳩10銭（にほんぎんこうけんえいごう　はとじゅっせん）の買取相場価格を解説！SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.日本銀行券A号　鳩10銭の古銭を査定・買取希望のお客様へ

「日本銀行券A号　鳩10銭」は、終戦直後に行われた新円切替によって発行された10銭札です。インフレ対策の慌ただしい最中に発行されたため、凸版印刷や大日本印刷など、民間の印刷会社でも印刷がなされているのが特徴です。デザインには平和の象徴である鳩が使われるなど、戦後の日本を映し出した趣のある紙幣の一つと言えます。

2.日本銀行券A号　鳩10銭の発行された時代や見た目の特徴

1947年（昭和22年）に発行され、1953年（昭和28年）に廃止された、鳩10銭紙幣です。表面の右に鳩、裏面の左に国会議事堂が描かれています。寸法は52mm×100mm。戦後直後の混乱期に作られたため、透かしのない粗雑な印刷になっているのが特徴です。また、複数の民間印刷所で刷られたため、それぞれの仕上がりに違いが見られます。

3.日本銀行券A号　鳩10銭の発行枚数や希少価値

発行枚数が多いため買取価格の大きな高騰はありませんが、エラー紙幣や見本紙幣には希少価値があり、状態が良いものは高値での取引が期待できます。表面に見本、裏面にSpecimenと赤い印字があり、穴が数カ所開いているのが見本紙幣です。

4.日本銀行券A号　鳩10銭の古銭査定ポイントはこちら

最初の査定ポイントは、希少価値のある紙幣かどうかです。赤い印字で見本と書かれていないか、通常の印刷と異なる部分がないかなど、特殊事項を確認します。また、紙幣の査定額は状態によって幅広く変動しますので、未使用品でない場合は、スレや色落ちがどの程度かの確認も需要です。

• 破れや折り目の少ない美品かどうか
• 見本紙幣であるかどうか
• サイズ違いや印刷がずれているなどのエラー紙幣かどうか
• ヤケや色落ちがないか
• 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.日本銀行券A号　鳩10銭の取引相場価格や高額査定について

未使用品や極美品は100円～300円、美品は50円～80円前後が取引相場です。同じ品物でも、紙幣の状態により相場価格は大きく変動します。ネットオークションでは、過去に帯付きの100枚束紙幣が出品されており、美品は5,000円、極美品は12,000円の価格でそれぞれ落札されています。美品の品については多少の折れや汚れ、ヤケが見られるものの、5,000円で落札されています。状態が良い品物をまとめてお持ちであれば、高額取引も望めるでしょう。

6.日本銀行券A号　鳩10銭の査定・買取希望についてのまとめ

戦後の日本を映し出す、情緒ある紙幣の一つと言えるでしょう。発行枚数が多いため1枚単位での高騰はしにくいですが、状態が良いもので、100枚単位をお持ちでしたら、1万円以上の取引も望めます。見本紙幣やエラー紙幣であれば、1枚で5万円前後の値が付くこともありますので、お持ちの方はぜひお問い合わせください。

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