桜の通り抜け記念メダル(さくらのとおりぬけきねんめだる)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1.桜の通り抜け記念メダルの古銭を査定・買取希望のお客様へ

桜の通り抜けを記念し、日本造幣局より毎年発行されているメダルです。金、銀、銅の3種のメダルは毎年デザインを変えることから、メダルコレクターから高い需要を持つ品でもあります。特に、純金メダルは高い地金価値を有し、100万円以上で取引された実績を有する品物となっています。

2.桜の通り抜け記念メダルの見た目の特徴などを解説

桜の通り抜け記念メダルは、大阪府大阪市に位置する造幣局の一部の敷地を公開し、多品種の桜を鑑賞する催しです。大川沿いに続く560mの通路沿いには多くの桜が植えられ、一方通行で花見客が進むことから通り抜けという名称で親しまれています。日本さくら名所100選にも選定されている造幣局からは、毎年この催しを記念し、金、銀、銅3種類のメダルが発行されています。そのメダルは、多品種の桜から選ばれた今年の花をモチーフにデザインされ、毎年収集家から高い注目を集めるものとなっています。

3.桜の通り抜け記念メダルの代表的な種類を紹介

2007年(平成19年)金メダル

平成19年は、春風の中を舞う蝶の姿に恋心を重ねる少女をイメージしたPrimavera(プリマヴェーラ)をデザインした記念メダルが発行されました。裏面には当年の花である松月がデザインされています。金メダルは直径40mm、重さ約95gの純金製となっており、造幣局の品位証明刻印を確認することができます。380,000円の金メダルは500個限定で販売されました。

2007年(平成19年)銀メダル

直径55mm、重さ約135gの銀いぶし仕上げのメダルです。裏面には当年の今年の花である松月が美しい桜色のカラー印刷でデザインされています。価格は18,000円、3.000個限定で販売されました。

2007年(平成19年)銅メダル

直径55mm、重さ約110gのブロンズ仕上げの銅メダルです。裏面には銀メダル同様、カラー印刷が施されています。専用の化粧ケースが付属し、5,000円の価格で4.000個が販売されました。

2013年(平成25年)金メダル

2013年の今年の花は、天の川と名が付けられた桜でした。その名を象徴し、記念メダルの表面には天の川に架かるかささぎの橋と共に、織姫と彦星がデザインされています。金メダルは直径40mm、重さ約95gの純金製です。虹色発色加工、梨地加工、プルーフ仕上げと多彩な技術が活きた美しいメダルは、679,000円の価格で150個が販売されました。

2013年(平成25年)銀メダル

直径55mm、重さ約135gの純銀製のメダルです。裏面には当年の今年の花である天の川が美しいカラー印刷で表現されています。専用の化粧ケースが付属し、22,000円で2.000個が販売されました。

2013年(平成25年)銅メダル

銀メダル同様、裏面にカラー印刷の施された銅メダルです。直径55mm、重さ約110gのブロンズ仕上げのメダルは、5,000円の価格で3.000個が販売されました。

2019年(平成31年)金メダル

2019年の今年の花は、紅手毬と呼ばれる幾重にも重なる花弁が美しい桜の花でした。この年の記念メダルには、紅手毬の花に囲まれた妖精の姿がデザインされています。直径40mm、重さ約95gの純金製のメダルには、裏面の一部にプルーフ加工が施されています。特製本革ケースに収められ、668,000円の価格で250個が限定販売されました。

2019年(平成31年)銀メダル

直径55mm、重さ約135gの銀いぶし仕上げの純銀メダルです。側面には造幣局品位証明が刻印されています。裏面には紅手毬がカラー印刷され、20,000円の価格で2.000個が販売されました。

2019年(平成31年)銅メダル

裏面に紅手毬がカラー印刷でデザインされたブロンズ仕上げの銅メダルです。直径は55mm、重さは約110gとなっています。専用の化粧ケースが付属し、5,500円の価格で2.500個が限定販売されました。

4.桜の通り抜け記念メダルの古銭査定ポイントはこちら

桜の通り抜け記念メダルの最大の特徴は、毎年姿を変えるデザインの美しさです。査定時にも、メダルの美しさや人気のデザインであることが高く評価されることになります。また、専用ケースや説明書が揃った品であることも大切なポイントのひとつであると言えるでしょう。

対象古銭の査定ポイント
  • 傷や擦れのない美しい品であるか
  • 専用ボックスや説明書といった付属品が揃っているか
  • コレクターから人気のデザインであるか
  • 地金価値の高いメダルであるか
  • どの種類か

5.桜の通り抜け記念メダルの取引相場価格や高額査定について

実際の価格相場としては、1990年桜の通り抜け記念メダル純金製が1,145,000円で取引されています。こちらは専用ケースに収められ、外箱も付属している新品未使用とされる品です。他にも、2011年桜の通り抜け記念メダルの限定150個には、550,000円の値が付けられています。表面に桜の樹の下で横笛を吹く女性がデザインされており、クリスタルガラスが6つ配置された、デザイン性と共に高い地金価値を有する品です。外箱や説明書、レザーケース、クリーニングクロスと全ての付属品が揃っていることも、コレクターの間で高く評価される理由と言えるでしょう。

6.桜の通り抜け記念メダルの査定・買取希望についてのまとめ

造幣局が毎年開催する桜の通り抜けを記念し発行されるメダルは、日本独自のデザインであり、コレクターの間でも大きな価値を有する品です。デザイン性も高く、付属されるボックスも本革製であるなど随所に造幣局のこだわりが現れています。市場でも安定した需要を持つ品のため、お手元にお持ちの際にはぜひ査定に出してみることをおすすめいたします。

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