秋田銀判(あきたぎんばん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.秋田銀判の古銭を査定・買取希望のお客様へ

秋田銀判は、幕末期に久保田藩が鋳造していた地方発行の銀貨です。銀の純度が高いことが特徴ですが、古銭としての高い価値があります。このページでは、秋田銀判の主な種類や査定のポイント、取引相場価格などについて説明します。この銀貨は市場において、数万円から数十万円、またはそれ以上の値段がつくこともあります。

2.秋田銀判の見た目の特徴などを解説

この銀貨の大きさや重さは種類によってもさまざまで、17.2gのものから34.5gのものなどが存在します。銀品位はどれも、約95%から97%と非常に高いです。鋳造されたのは幕末期ですが、研究用の模造品が大正から昭和初期にかけてつくられています。状態や種類によっては大変な高額査定になることも期待できる銀貨です。

3.秋田銀判の代表的な種類を紹介

秋田銀判の種類には、秋田九匁二分銀判、秋田四匁六分銀判、秋田笹一分銀、秋田封銀があります。また試作品の秋田一匁一分五厘は現存枚数が少ないため、かなりの高値がつくでしょう。詳細を知りたい方は、下記をクリックして確認してみてください。

4.秋田銀判の古銭査定ポイントはこちら

文久3年(1863年)11月に発行された銀貨で、鋳造が始まった理由には戊辰戦争による経済悪化が強く影響しているとされています。幕末期になると、国内の貨幣が減少し不足したため、幕府は地方貨幣として秋田銀判の鋳造に許可を出しました。秋田藩は高山に恵まれており、様々な種類の貨幣を発行することができたのです。

5.秋田銀判が発行された歴史・時代背景

買取査定ではキズや摩耗など少ないことが大切です。しかし、汚れの有無で査定価格が大きく変わることはありません。古銭を洗浄するなど手を加えてしまうと、価値の低下にも繋がる可能性があるため、そのままの保存状態で査定に出しましょう。また、秋田銀判のように模造品が出回りやすい古銭は、鑑定書が付属していると積極的な買取査定に繋がります。

対象古銭の査定ポイント
  • 銀の含有量が高いかどうか
  • 鑑定書の有無
  • 状態の良い美品かどうか
  • 摩耗が少なく図案がはっきり見えるかどうか
  • 流通量が少なく、希少性の高いものか

6.秋田銀判の取引相場価格や高額査定について

秋田銀判の秋田九匁二分銀判、秋田四匁六分銀判の取引相場価格はどちらも、5万円前後から10万円程度です。秋田一匁一分五厘は、試鋳貨幣で希少なため、はっきりとした取引相場価格は不明なものの、非常に高い査定価格になることが予想されます。また、秋田笹一分銀の場合は3万円から15万円前後、秋田封銀も同じく2万円前後から数十万円が相場です。状態が大変良いものやエラーコインの場合は、取引相場価格よりもさらに高値となる場合が多いと言えます。

7.秋田銀判の査定・買取希望についてのまとめ

この秋田銀判は幕末期に、戊辰戦争による影響から鋳造が行われることとなった地方貨幣です。銀品位が高くサイズも大きめですが、古銭的価値は含まれる銀の価値よりも高いです。種類によっては希少なものもあり、10万円以上の高額査定も期待できます。お持ちであれば、ぜひ査定に出してみてください。

その他の地方貨について

地方貨
筑前分金 | 美作一分銀 | 加賀南鐐銀 | 但馬南鐐銀 | 仙台小槌銀 | 越後寛字印切銀 | 佐渡徳通印切銀 | 出羽窪田切銀 | 銀代通宝 | 二字宝永 | 仙台通宝 | 箱館通宝 | 秋田鍔銭 | 秋田波銭 | 生産局鉛銭 | 筑前通宝 | 細倉当百 | 水戸大黒銭 | 銅山至宝 | 盛岡銅山 | 水戸虎銭 | 上州鉛切手銭 | 福寿海山 |
甲州金
甲州一両金 | 古甲金石目打 | 甲州一分金 | 甲州一朱金 | 甲州二朱金 | 甲州朱中金 | 甲州糸目金 |
琉球通宝
琉球通宝 當百 | 琉球通宝 半朱 |
琉球貨幣
世高通宝 | 三十世高 | 大世通宝 | 金圓世宝 |
銀判
秋田銀判
秋田九匁二分銀判 | 秋田一匁一分五厘銀判 | 秋田四匁六分銀判 | 秋田笹一分銀 | 秋田封銀 | 出羽角館印切銀 | 秋田笹二分金 |
盛岡銀判
盛岡銀判 八匁 | 盛岡銀判 七匁 |