大世通宝(たいせいつうほう)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.大世通宝の古銭を査定・買取希望のお客様へ

歴史的背景から鋳造され、中世の琉球王国の経済を支える存在になったのが大世通宝です。歴史に密接にかかわる通貨のため、琉球に興味を持っている人を中心に注目を集めます。買取市場においても取引実績があり、複数の通貨を用意すれば高額買取も十分目指せます。

2.大世通宝の発行された時代や見た目の特徴

大世通宝は、1454年頃発行された琉球貨幣です。もともとは交易のために生まれた貨幣でした。琉球王国では渡来銭を取り扱って交易をしていたのですが、活発になるにつれて渡来銭が足りなくなってしまい、それを受けて鋳造されたのが大世通宝でした。尚泰久の代に鋳造された大世通宝は、尚泰久が大世主と呼ばれたことにちなんでこの名称になったとされています。

3.大世通宝の発行枚数や希少価値

大世通宝の希少価値自体はあまり高くはなく、買取市場においても琉球貨幣としては価値は高くありません。カタログ価格は、極美品のものが12,000円、並みのものが6,000円となっています。もちろん、古銭全体では決して価値が低いとはいえませんので、古銭で大きな利益を得たいならチェックしておきましょう。

4.大世通宝の古銭査定ポイントはこちら

経年劣化が見られるのは数百年たっているだけに仕方ないですが、状態が良いものの方が査定結果は良くなります。劣化を防ぐためにケースを使用したりなど、状態を上手く保てるようにしましょう。

対象古銭の査定ポイント
  • 経年劣化が見られず美しい状態を保っているのか
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 希少価値の高い年代に発行されているのか
  • 傷などがなく状態が良好なのか
  • 贋作でないと証明できるのもがあるのか

5.大世通宝の取引相場価格や高額査定について

大世通宝は買取市場においてはあまり取引されていません。希少性が高くないというのも理由かもしれませんが、裏を返せば買取市場においては希少なものと判断できます。取引相場は数千円となっており、カタログ価格と同じくらいになっている傾向です。高額なものは、9,350円で取引されました。こちらは傷やスレがある状態なので、状態が良いものは1万円以上の買取も十分期待できます。

6.大世通宝の査定・買取希望についてのまとめ

歴史的背景も知ることができる琉球貨幣として、これからも大世通宝は大きな存在感を誇っていくことが予想されます。琉球貨幣の中でも希少価値自体は高いとはいえないものの、買取市場ではあまり取引されていないだけに今後価値を高める可能性も十分です。もし大世通宝をお手元に所有されているなら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

その他の地方貨について

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