仙台通宝(せんだいつうほう)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.仙台通宝の古銭を査定・買取希望のお客様へ

仙台通宝は、江戸時代に流通していた地方貨幣です。その名の通り、現在の宮城県に当たる地で流通していた通貨で、他にはない独特な形が話題になります。買取市場においては、母銭と普段から流通していた通貨で大きく買取額が違う点が話題になります

2.仙台通宝の発行された時代や見た目の特徴

仙台通宝が鋳造されたのは1784年(天明4年)であり、当時の宮城県に当たる仙台藩で流通していました。中央部分に穴が開いている穴銭ですが、四角形になっているので非常に珍しい造形といえます。大様・中様・小様の大まかに3つの大きさがあるのも特徴の一つで、鋳造当初は大型が多かった中で、だんだん小型していったようです。

3.仙台通宝の発行枚数や希少価値

仙台通宝は希少価値が高い通貨とはいえず、極美品であってもカタログ価格が1,000円程度となっています。並みの状態になると300円程度になっており、古銭の中でも大きな価値があるとは言い難いです。その一方で、仙台通宝は鋳造時に元になった通貨である母銭も出回っています。この母銭は希少価値が高く、極美品のカタログ価格は50,000円と高額です。高額買取を目指すなら、母銭に注目したいです。

4.仙台通宝の古銭査定ポイントはこちら

言うまでもなく、一番のポイントは希少価値の高い母銭を見つけることです。一方で、価値の高い通貨は贋作が出回りやすくなっています。元となっている母銭と通常の仙台通宝を見極めるのも難しいので、まずは信頼性のある機関に鑑定に出して、母銭であると証明してから出品するとよいでしょう。

対象古銭の査定ポイント
  • 希少性の高い母銭を出品しているのか
  • 鑑定書の有り本物である証明できるのか
  • 経年劣化が見られず美しい状態を保っているのか
  • 傷などがなく状態が良好なのか
  • 劣化を防ぐため密閉されたケースなどを使用して保存しているか

5.仙台通宝の取引相場価格や高額査定について

仙台通宝は、よく流通していたこともあっても買取市場においても数多く取引されています。一方で、母銭以外は数千円の相場となっているため、高額買取を目指すならやはり母銭を査定に出したいです。中様サイズの母銭は、34,260円で取引されました。状態が良い母銭はこれ以上の買取価格が付く可能性があります。そのため、母銭を持っている場合はしっかりと保管しておきましょう。

6.仙台通宝の査定・買取希望についてのまとめ

仙台の歴史を象徴する文化的側面も仙台通宝の魅力と言えます。母銭を持っていればそれだけに高額買取を目指せますが、通常の仙台通宝も大量に持っていれば高額買取が期待できるでしょう。

その他の地方貨について

地方貨
筑前分金 | 美作一分銀 | 加賀南鐐銀 | 但馬南鐐銀 | 仙台小槌銀 | 越後寛字印切銀 | 佐渡徳通印切銀 | 出羽窪田切銀 | 銀代通宝 | 二字宝永 | 仙台通宝 | 箱館通宝 | 秋田鍔銭 | 秋田波銭 | 生産局鉛銭 | 筑前通宝 | 細倉当百 | 水戸大黒銭 | 銅山至宝 | 盛岡銅山 | 水戸虎銭 | 上州鉛切手銭 | 福寿海山 |
甲州金
甲州一両金 | 古甲金石目打 | 甲州一分金 | 甲州一朱金 | 甲州二朱金 | 甲州朱中金 | 甲州糸目金 |
琉球通宝
琉球通宝 當百 | 琉球通宝 半朱 |
琉球貨幣
世高通宝 | 三十世高 | 大世通宝 | 金圓世宝 |
銀判
秋田銀判
秋田九匁二分銀判 | 秋田一匁一分五厘銀判 | 秋田四匁六分銀判 | 秋田笹一分銀 | 秋田封銀 | 出羽角館印切銀 | 秋田笹二分金 |
盛岡銀判
盛岡銀判 八匁 | 盛岡銀判 七匁 |