天聖元宝（てんせいげんぽう）の買取相場価格を解説！SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.天聖元宝の古銭を査定・買取希望のお客様へ

天聖元宝は江戸時代に長崎で貿易専用の貨幣として鋳造された8種類の中のひとつです。貿易専用なので国内での流通がなかったため、数が少ないせいか市場にあまり出回っていません。市場価格は通用銭で1,000円から2,000円で取引されています。未使用の母銭では35,000円から70,000円での取引です。驚くような値ではないものの長崎貿易銭はコレクターには人気があります。

2.天聖元宝の発行された時代や見た目の特徴

天聖元宝は1659年に長崎で鋳造されたオランダや中国との貿易専用の貨幣です。中国の宋銭がモデルなので、宋銭と長崎貿易銭の２つの天聖元宝が存在しますが違いの見極めは難しいといわれています。大きさは直径24mm、重さ3.0から3.7gが平均のサイズです。1685年に鋳造停止となるまで26年間製造されました。

3.天聖元宝の発行枚数や希少価値

古銭の中で長崎貿易銭はコレクターの間で根強い人気があります。天聖元宝はほとんど市場に出回っていないため、他の古銭よりも希少性が高く、通用銭で市場価格が1,000円から2,000円で取引されています。また、未使用の母銭で極美品では35,000円から70,000円での取引です。

4.天聖元宝の古銭査定ポイントはこちら

保存状態によっても査定価格は大きく変わってきますので、現状の保管状態は重要です。また、鋳造過程に偶然できたズレやサイズ違いなどの貨幣は希少性が高く更に高額での取引の可能性があります。

• 劣化を防ぐために密閉された容器などを使用しているか
• 希少性の高い刻印なのか
• 刻印のずれなどのエラー貨幣かどうか
• 鑑定書はあるか
• キズの少ない美品かどうか

5.天聖元宝の取引相場価格や高額査定について

天聖元宝は元々、中国の宋銭が見本なので、長崎で鋳造された長崎貿易銭の天聖元宝と宋銭の天聖元宝が存在しますが、インターネットのオークションサイトで見ると、天聖元宝のほとんどが宋銭で、長崎貿易銭の天聖元宝は市場にあまり出回っていません。その中で、四角い穴が通常よりも大きい広穿という天聖元宝が2,310円で落札されています。

6.天聖元宝の査定・買取希望についてのまとめ

天聖元宝の主な素材は劣化しやすい銅なので、査定をお考えのかたは、なるべく空気に触れないよう密閉できるような容器に入れて保存することをおすすめします。保存状態が査定に大きく関わってきます。

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