古寛永銭(こかんえいせん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.古寛永銭の古銭を査定・買取希望のお客様へ

この古寛永銭は、寛永銭のうちの1種で江戸時代に通用されていた古銭です。種類はたくさんあるものの、現存数が少ないことから高額で取引されることが多いです。このページでは、古寛永銭の歴史や買取査定ポイント、取引相場価格などについて解説していきますので、買取査定の際の参考にしてみてください。

2.古寛永銭の見た目の特徴などを解説

寛永銭の中で、寛永3年(1626年)から寛文8年(1661年)までに鋳造が行われたものを古寛永銭と呼びます。寛永13年(1636年)以前に鋳造されたものは二水永銭と呼び、正式な官銭ではありませんでした。江戸、近江坂本の銭座のほか、水戸藩や仙台藩など多くの藩が銭座を設置して鋳造したので多くの種類がつくられましたが、現在はあまり残っておらず、希少性の高い古銭として高値で取引されています。

3.古寛永銭の古銭査定ポイントはこちら

幕府が、寛永13年6月(1636年)に江戸、近江坂本に銭座を設置されると、幕府の許可を得た藩でも鋳造が行われました。銭が普及するにつれ銭相場が下落すると、寛永17年8月(1640年)に一度諸藩に置かれた銭座が停止する事態となります。のちに幕領の銭座も停止しましたが、承応から明暦頃には銭相場が上がり、承応2年(1653年)、明暦2年(1656年)には再び座が置かれ、鋳造が再開。寛文8年まで多くの種類の古寛永銭が鋳造されました。

4.古寛永銭が発行された歴史・時代背景

査定では、コンディションの良さが非常に重要です。キズや汚れの少ない古銭は高く評価され、高値で取引されることが多いです。保管の際は直接触らないように留意し、丁寧に保管することをおすすめします。また、鋳造に使われた鋳型を作る際に使用された母銭では、通常のものにくらべて貴重なため買取価格も高くなる傾向にあります。

対象古銭の査定ポイント
  • コンディションの良い美品かどうか
  • 鋳型作りに使われた原型の母銭であるか
  • 流通量が少なく、希少性の高いものかどうか
  • 鑑定書の有無
  • 図案や文字などがくっきりと残っているかどうか
  • 保管状態が良く摩耗が少ないかどうか

5.古寛永銭の取引相場価格や高額査定について

種類が非常に多く、同じ種類であっても書体や鋳造年が違うだけで価値も変動します。取引相場価格も数百円前後から数万円と種類などによって差があります。二水永は寛永銭の中でも比較的高値で取引されており、3,000円から50,000円ほどが目安となります。また、浅草銭では、500円前後から1,000円前後が目安ですが、書体によっては相場を上回ることも珍しくありません。

6.古寛永銭の査定・買取希望についてのまとめ

古寛永銭は、寛永3年(1626年)から長い年月にわたって使用されました。江戸、近江坂本の銭座だけでなく諸藩に銭座を設けて鋳造が行われました。50,000円を超える査定結果も期待できますので、お持ちであればぜひ、査定に出されてみてはいかがでしょうか。

7.古寛永銭の代表的な種類を紹介

松本銭、水戸銭、芝銭などのほか、豊富に種類があります。これらの種類もさらに細分化されており、専門家でなければ識別することが難しいものも多いです。それぞれの詳細をもっとくわしく知りたい場合は、下記のリンクをクリックして、確認してみてください。

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