高田銭(たかだせん)の買取相場価格を解説!SATEeee古銭買取で一括無料査定

1.高田銭(たかだせん)の古銭を査定・買取希望のお客様へ

寛永通宝は江戸時代に最も流通した貨幣なので、数も多く市場価格はそれほど高くはありません。一般的な寛永通宝の市場価格は100円くらいですが、寛永通宝の価格は書体により希少性が高く買取価格が高額のものがあります。高田銭は500円のカタログ価格がついていますが、決してこの限りではありません。高田銭は「笹手永」という特徴の書体がコレクターたちに人気が高いからです。

2.高田銭(たかだせん)の発行された時代や見た目の特徴

寛永通宝は寛永13年(1636年)から鋳造がスタートしています。高田銭は翌年1637年から越後高田(新潟)で鋳造が始まりました。高田銭の特徴は「笹手永」といい、ハネや字画の終わりが鋭くなっており、それが笹の葉を思わせる形状ということで笹が形容されています。また、「笹手永」の他に、寛の字が小さめの「縮寛」や永の左側のフ画が中心の永柱に密着しているもの、サイズが小さい「小様」など、笹手永の他にも細分化された種類がプラスされ、「笹手永小様」などといわれます。さらに、サイズも直径が24.0mmから24.6mm、内径は19.35mmから19.75mmと、バラつきがあります。

3.高田銭(たかだせん)の発行枚数や希少価値

寛永通宝は大きく分けると、二種類あり、1636年から1659年までに鋳造されたものを古寛永といい、その後鋳造を停止している時期があり、1668年以降のものを新寛永といいます。高田銭は、1637年から鋳造された古寛永です。諸藩で鋳造されていたうちの一つなので、鋳造数が少なく、数種類の個性的な書体がコレクターたちに人気が高いといえます。

4.高田銭(たかだせん)の古銭査定ポイントはこちら

保存状態によっても査定価格は大きく異なりますので、今の状態を把握して劣化しないように気を配ることも大切です。また、鋳造の過程で偶然できた刻印のズレなどがあれば、買取価格はさらに高くなる可能性があります。

対象古銭の査定ポイント
  • 密閉されたケースなどを使用して保存しているか
  • 希少性の高い刻印か
  • サイズ違いなどのエラー紙幣かどうか
  • 鑑定書はあるか
  • キズなどの少ない美品かどうか

5.高田銭(たかだせん)の取引相場価格や高額査定について

高田銭は鋳造された年数短いため現存数も当然少なく、ほとんど市場に出回っていないようですが、インターネットのネットオークションで、26,500円で落札た実績があります。サイズは直径24.6mm、重さ3.6gです。一般的な寛永通宝の相場価格がおよそ100円程度と言われる中、26,500円は高額での取引といえます。

6.高田銭(たかだせん)の査定・買取希望についてのまとめ

なかなか市場に出回らない高田銭ですが、ごくまれにネットオークションに出ると高額での取引が行われることがあります。また、保存状態によっても査定価格は大きく変動しますので、劣化が進まないように保存に気を配ることが大切です。

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